マッドサイエンティストの自分語りと、ドラッグによるサークルクラッシュ報告、そして恋愛顛末記を書きつつ障害について考える

本記事の初出は、2020年4月10日に「note」に投稿した物です。なぜか同年6月に利用規約違反により削除されたため、はてなに転載しました。記事最下部に、はてな転載時に新たに加えたコメントがあります。

概要

売れない脱法ドラッグ職人の滅智蓮寺 熾(めちれんじ おきし)は2019年にある女性とネットで知り合った。その女性はジャンキーで、利発で、可愛くて、どんどんお互い惹かれ合っていった。そして、ある時その女性から「付き合ってくれないか?」と誘われ、お互い一度も会ったことのないまま遠距離恋愛を始めた。40日後、ふとしたきっかけからその女性が他の男性に「今彼氏いないので付き合わない?」と言ったことを知った。私が女性に対しこのことを尋ねると、「彼氏がいないというのはただの事実。そもそもあなたとは付き合っていなかった」と言われた。私は愛が足りなくて捨てられたのだろうと思った。しかし、交際のきっかけとなったLINEのスクリーンショットを見せると、その女性はこのやり取りは記憶にないと言って、ショックを受けていた。本人の発言を信じる限り、女性は定期的に記憶が欠落したりすることに悩まされているようだった。その女性は、私と交際したこと自体を忘れてしまっていたのだ。どうもその原因は解離性同一性障害(多重人格)によるものらしい。この物語は、脳機能の障害が原因でサークルクラッシュが起こったという、悲しい物語である。

注意点

一つの記事に自分語りとか化学実験のこととか人間関係の話が入り混じっていて、興味のない方には退屈かと思いますが、すべて含めて「滅智蓮寺 熾」なのです。要するに、この記事は私の時系列順の日記です。薬物にあまり興味のない方は後編から読み始めると良いと思います。

この無料版では、人名や化学物質名などは伏せていますが(外部リンクのせいで分かってしまう場合もあります)、有料版を見ると「Aさん」や「物質A」などの正体が分かります。

この記事は、新しい情報が入り次第、どんどん加筆修正されて行きます。

関係各位のツイッターの凍結などの理由により、過去の記録が失われていることも多いため、記憶に基づいて書いている部分があります。

本文(前編)

脱法ドラッグの一ユーザーだったころ

私のハンドルネームは滅智蓮寺 熾(めちれんじ おきし)です。化学用語の「メチレンジオキシ基」から取っています。2012年に初めて脱法ドラッグを使い始め、そのあと今に至るまでずっとドラッグに囚われています。私がドラッグと出会った頃の印象的な体験談を下記の記事に書いています。

この記事で述べたドラッグとの出会いの後、やがて私は当時の大手通販サイトだった「アップ屋」などからドラッグを買いこみ、ドライオーガズムを得るために試行錯誤するようになりました。しかし結局いつまでたってもできず、ドラッグを使っているときは部屋は荒れ放題になりました。どうも当時主流だったタイプのドラッグ(カチノン類)が私に合わなかったのだろうと思います。

業者への転身

収入を得るための将来の展望もなく、ドラッグを使って貯金を減らし続ける日々がしばらく続きましたが、2014年になると、脱法ハーブを吸ってから自動車を運転した人が起こした事故のため、日本政府が本気で取り締まりを始め、法規制を強化したために国内の脱法ドラッグ製品にはきちんと効く物が無くなりました。特に2014年8月の規制は影響甚大で、8月までの脱法ドラッグはきちんと効いていたのに、9月以降の脱法ドラッグはまともに効かず、「量が足りないのか?」と思って、思い切って大量摂取すると、腸を傷めてしまい、しばらくの間酷い下痢が続いてしまいました。

体調不良から回復すると、私はむしろこれは商機だと判断し、自分で考えた脱法ドラッグを売りさばいて儲けようと決心しました。すでに規制済みのドラッグの構造を少し変えれば簡単にヒット作が生み出せると考えていました(この考え方は根本的には正解です。ただしいくつかの壁があることに私は後で気づきます)。また、前記の記事で書いた強烈な体験談のように、依存症ドラッグビジネスは儲かるという確信がありました。

大失敗

私は、化学物質を自分で製造する能力がなかったので、「受託合成」と呼ばれるやり方で化学会社に製造してもらう方法を取りました。私は英語のドラッグ関係の論文などをざっと見て、この構造なら間違いなく強力な薬効を持つだろうという構造(物質A)を考案し、普通自動車一台分くらいのお金を投じて1kg以上を注文しました。当時の脱法ドラッグ界隈で知識人とされて一目置かれていた「けみラボ」(別名:フェンタニル・ケミ速)という少年が、ツイッターのヘッダー画像に、このドラッグとほぼ同じ構造のCG分子画像を載せていたことも、もしこれを作れば間違いなく効くだろうという期待を後押ししました。私は、このドラッグは間違いなくMDPV(超強力な覚醒剤)と同レベルか、それ以上に効くと期待を掛けていました。

そしてやがて化学会社から、試験製造した際のサンプルが少量届きました。私は期待に胸を膨らませ、それをごく少量から摂取し始めました。効果を感じられないので徐々に摂取量を増やして行きましたが、一向に期待していた効果が現れません。薬効が期待外れであることに焦り、さらにどんどん摂取すると、不眠にはなるくらいの覚醒感があることは分かりましたが、全く売れそうにない代物でした。しかも、大量摂取したおかげで腸を壊してしまい、しばらくひどい下痢が続きました(前述の2014年9月の失敗と同じ失敗を繰り返してしまいました)。

ここで私は自分の構造活性相関(化学構造から薬物の薬効を予測する理論)の予測が失敗したことに気付きます。なぜ効かなかったのかを考え、色々と調べてみても、特に思い当たるものが無いのです。脂溶性が高すぎて(Marvin Sketchというソフトで推算したlogPが5を超えていた)、血漿タンパク結合率が高すぎて脳までほんとんど到達しなかったのではないか?という仮説を立てましたが、自分でもこじつけのようにも感じられます。この記事を執筆している現在でも、結局よく分かりません。この経験は、意気揚々と脱法ドラッグ業者を目指していた私の最初の大きな挫折となりました。

中華リスクによる僥倖

そして、ここである事件が起きます。発注した化学会社より、
「当社と中国の現地工場の間で連絡の不行き届きがあり、発注した量よりも少ない量しか製造されていなかったため、これから追加で製造を行わせます。全量を納品できるまでにさらに時間がかかってしまいます」
との謝罪がありました。私は、このずさんな中国らしいミスを、逆に願ってもない幸運だと思いました。私は化学会社に、
「すでに製造した量の代金のみを支払い、残りをキャンセルすることはできますか?」
と尋ねたところ、向こうは二つ返事で受け入れてくれました。こうして、私はこのクソケミ(薬効の悪い化学物質)に払う予定だった代金のうち、約3分の1を払わずに済んだのです。

受託合成から自宅合成へ

手元には1kg以上のクソケミが残りましたが、この物質については売ることをあきらめ、さらに別な有望構造の物質(物質B)を化学会社に発注することにしました。前回の物質と同じく、カチノン類ではあるものの、かなり構造が異なった物質です。前回はlogPが高すぎたので、今回は推算logPを適度なレベルに下げました。私は、今度こそ間違いなく超強力な覚醒剤が完成すると思っていました。しかし、前回は推測不可能な原因により良ケミを得ることに失敗したので、もしかすると今回も失敗するのではないか、という胸騒ぎがしました。そこで私は、
「初めから化学会社に大量に発注すると失敗作だった時に損害が大きいので、自分で少量ずつ有望な化合物を試作してみて、もしそれが良ケミであったら化学会社に大量に発注するという方法をとるのはどうだろうか?」
と考えました。ちょうど、前述のように化学会社のミスである程度のお金が浮いたので、このお金を化学実験の費用に充てればよいと考えました。

なお、私は化学合成に関しては完全な素人で、小学校から大学院までの教育機関に通ったこともありません(つまり不登校)。そのため、簡単に作れそうな物質を探すことが最初の仕事でした。当時の私は、「一段階反応で合成できる物質なら、素人の私でも作れる」と考えました。そこで白羽の矢が立ったのがトリプタミン類です。ツイッターで知り合ったマッドサイエンティストのAさんを師と仰ぎ、アレクサンダー・シュルギン氏のレシピ(TiHKALネット版)を参考にしながら、ある種のトリプタミン(物質C)を合成しようと努力しました。

色々と試行錯誤しながら頑張ったものの、結果的にこれは上手くいかず(現在の私には何が原因なのか推測が付いています。具体的には高極性溶媒で反応させるべきところを「どちらかといえば高極性と呼べるくらいの溶媒」を選択してしまった点と、トリプタミンが酸に弱いのに、最終処理時に大量に塩酸を入れて、しかも加熱して水分を飛ばそうとしたために完全に分解してしまったらしい点などが思い当たります)、やがてトリプタミン類の合成は諦め、フェネチルアミン系覚醒剤の合成に舵を切ることになりました。また、化学に詳しいBさんCさんとも知り合い、特にBさんとはかなり長いこと化学に関する意見交換をさせていただきました(残念ながら、今はツイッターでブロックされています)。

また、それと並行して私は最初に受託合成で手に入れた失敗作「物質A」を、化学薬品を作用させて良ケミに変えようとする努力も行いました。物質Dを作用させてフッ素化しようとしたり、物質Eを使って水素化しようとしたりしました。しかし、おそらくどちらも失敗しました。

そして、私の二個目の受託合成作品である物質Bを受け取って、試しに摂取してみたところ、大きな期待を掛けていたにもかかわらず、ほとんど薬効を感じませんでした。この時は本当にショックで、もしかすると化学会社がきちんと製造できていないのではないかと疑ったほどでした。ここで私は自分の能力の限界を悟り、また残り資金が厳しくなってきたので、これまでのような、まとまったお金を投じて化学会社に目的化合物を発注するビジネスモデルは捨て去り、少量ずつ自分で新規化合物をテスト合成するビジネスモデルに完全に切り替えることにしました。

なお、物質Bについては「私が特異体質であるために効かないのではないか?」という一縷の望みをかけ、何人かにサンプルを配ったところ、大部分の人にはほぼ効かなかったのに、Dさんという女性にだけはまるでMDPVのように効きまくり、飲食を忘れるほどハマって脱水症状になってしまったということも起きました。しかし、特異体質の人にしか効かないのでは売れるはずもなく、物質Bもまた不良在庫と化しました。

実験三昧

その後、2015年~2018年までの間は悠々自適に様々な実験を行い、色々な物質を作りました(この部分の化学実験については、引退後にでも公表します)。2016年後半には、初めて自作のドラッグをEさんFさんの二人の方にサンプルとして無料で贈呈しました。この物質は、当時外国ですでに流行の兆しを見せていたα-PiHP(覚醒剤の一種)でした。お二人からの評判は結構よく、私は
「ついに自分も他人に摂取してもらえるレベルの品質のドラッグを作れるようになった」
と、自信を深めました(この時はまだ蒸留装置は買っていなかったので、現在と比べれば純度は低いです)。

意志の弱さの自認

しかし、化学実験の腕に対する自信を深める半面、私の精神力のもろさを痛感させられる出来事もこの裏で起こっていました。α-PiHPを製造し、EさんFさんに送るために1グラムずつ封筒に入れた後、私はドラッグの品質をテストするために、手元に残ったα-PiHPをガラスパイプに入れて吸煙しました(品質が悪いと、炙った時に喉が痛かったり、焦げが多く生じたりする)。すると、このドラッグは吸っても中程度の高揚感しか生じないものであるにもかかわらず、どんどん追加摂取したくなったのです。そして、手元の残りをすべて使い切り、さらに差し出し予定の封筒を破って、その中の1グラムを使い切り、それでも足りず、もう一人の封筒も破って中身を一部使いました。そして、結局二人に発送する予定だったのに、Eさん一人にしか発送できず、量も1グラムから0.28グラムに減ってしまったのです。でも、Eさんはこのサンプルについて大変高く評価してくれ、私にとっては大きな励みになりました(事あるごとに、「またもらえないか?」としつこく言われており、その依存性の強さを実感しています(笑))。なおFさんに対しては、その後再度製造したα-PiHPを1グラム送りました。

そして私は、その後もまたα-PiHPで自分の予定を乱すことになります。私は販売代理店より前金でα-PiHPの受注生産を頼まれたのですが、その時も同じように出荷前に一度自己摂取したら使用を止められなくなり、大幅に納期を破ってしまいました。ドラッグの魔力は恐ろしい物です。

一時的な栄光

α-PiHPはすでに外国で有名になりつつあった既知物質でしたが、私の夢は、既知物質のコピー生産ではなく、世界初の新型脱法ドラッグを作ることです。2016年12月には、ついにある程度の薬効を持つ新規化合物を作ることに成功しました(物質F)。そして2017年春以降、この物質を結構多くの人に無料で配りました。そのうちの一人であるGさんは、「プロブロラー」を自称するほどのブロン常用者でしたが、物質Fを使用している期間だけ、なぜかブロンをピッタリやめられたそうです。ただ、このドラッグは覚醒剤の一種ではあるものの、いわゆる「スマートドラッグ(頭脳を明晰化させる薬物)」や「抗うつ剤」というレベルの薬効しかなく、アップ屋で売られていたような、キメセク(薬物を摂取しながら行うセックス)に使えるような強力な薬効は持っていませんでした。多くの人は「コンサータよりは強いがリタリンよりは弱い」と評しています。

没落

その後も、いくつかの化合物を試作して配ったりしましたが、α-PiHPを除いて、物質Fを上回る出来の物はありませんでした。ここら辺が私の頂点の時期でした。2018年ごろになると、軍資金が欠乏するようになり、ドラッグ開発には使う予定ではなかった虎の子の貯金を投入するようになります。しかし、それでも資金不足は打開できませんでした。この頃にはもう、資金不足のためやりたい反応があっても試すことができず、あらゆることが停滞するようになりました。

なぜ私が資金不足に陥ったのかについて、今は下記のような理由があったと考えています。

1、初期の受託合成で大金を投入しすぎたこと。これは、まだ化学合成が自分では出来なかった時期なので、致し方ないとも言えます。少量の受託合成を頼むという方法もあるのですが、受託合成という物は、少量であっても大量の場合とそれほど値段が変わらないことが多く(500g~1kgあたりから差が付きはじめます)、それなら最初からそれなりの量を頼んだ方が良いと判断したのです。
2、ドラッグ開発用の軍資金から食費などを支出してしまったこと。私は実家で暮らしているので、食品は完全に親に依存することも可能でした。しかし、コーヒーやお菓子などを自分で買ったりしており、それをドラッグ開発に使う予定だった軍資金(手元の財布と分離保管していなかった)から出していました。もともと食費などは時間の経過とともに掛かり続ける物なので、開発が遅れれば遅れるほど軍資金が目減りすることにつながりました。
3、身分証を取得するために月額費用を払い続けたこと。私はこのビジネスを行う際、架空名義の保険証を使うことに決めました。ある人に頼んで、私が毎月の社会保険料を払うことと引き換えに、保険証を手に入れたのです。しかし、この出費も前項の食費と同様に、ドラッグ開発期間が長引くほどに無視できない額となり、しまいには途中から滞納してしまいます(なのに保険証は返却していません。政府よごめん!)。しかも、私は念のためにもう1枚、同じ方法で保険証を手に入れて手元に置いておいたので、経費の額は2倍になりました。実際、この2枚の保険証のうち、口座開設やアマゾンギフト券換金などの身分証として使ったことがあるのは1枚だけですので、今から考えると2枚目を保有するのは完全に無駄でした。初期は、ビジネスの成功までにそれほど年数が掛からないと思っていたので、やがて入ってくる利益で賄えると思っていたのです。とんでもない浪費でした。
4、時間の経過とともに脱法ドラッグ業界がやせ細っていったこと。2015年ごろはまだ脱法ドラッグショップが林立していましたが、規制の強化により脱法ドラッグブームが過ぎ去ると、あっけなく多くのショップが廃業してしまいました。2017~2018年ごろに私(または販売代理店)が営業を掛けることができるショップは数えるほどしかなく、また営業を掛けても返事なしのところがほとんどでした。ギリギリで私は自分の品物をショップに売れる時期を逃してしまったのです。
5、私の部屋にゴミが多すぎて何事もスムーズにできなかったこと。おそらく、最も大きな問題点がこれです。冒頭で述べたようにアップ屋があった時代にドラッグをしつつ、1リットル紙パックに排尿したりして、それをきちんと片付けずに放置したりしたまま、いつしか部屋はゴミが山のように積もり、虫が大量に発生するようになっていきました。最盛期には、部屋の高さの半分くらいの高さまでゴミが積もっていたと思います。「この記事」で書いたコンテナを使用したりしましたが、それを上回る勢いで実験用品や試薬を揃えていったため、効果は限定的でした(それでも非常に有効です)。何か化学実験をしたりするためには、最低限部屋が整理されてないと身動きが取りづらいのですが、私は大規模な整理整頓を後回しにしました。その結果、作業のペースが遅くなり、いたずらに時間が過ぎてしまったのです。休業中の2019年の後半以降に精力的に片づけを行い、大量のゴミを捨て続けており、今は何とか場所が空きつつありますが、まだまだ終わりそうにありません。

これらの反省点を見返すと、おぼろげながら、私に何らかの発達障害があるのではないかという結論に至ると思います。なお、私自身は化学実験をするときは、よくADHDの人がやるような失敗をしたことはありませんでした。器具を割ってしまったことはありますが、それは部屋の狭さが原因でぶつかったりしたために起きたことでした。そのため、私はADHDではないと思っていたのですが、前記のように金銭的な出費の放漫さや、部屋の散らかりよう、そして問題を先送りする傾向など、もしかすると何か発達障害が隠れていたのではないか?と自分で気づき始めています。

譲れないポリシー

2018年末には、それまでサンプルをよく送った相手であるHさんとの間に亀裂が入ります。私は当時かなりの資金難に陥っていましたが、すでに買い込んだ試薬をうまく活用して、それなりに効くと思われるドラッグ(物質G)の合成に着手していました。試作品は収率が低く、純度も悪かったのですが、かろうじてサンプルとして送れる量を確保できたので、Hさんに送りました。その後Hさん物質Gを気に入ったらしく、これは売れると判断したようです。そして「買い手が見つかりました」と言ってくれたのですが、私はこの時、ある理由(秘密)でしばらくネットを絶っており、彼に返事できないまま放置してしまいました。

私が再びネットに戻って彼に返事の遅れを詫びると、彼は意外なことを言ってきました。「ヤクザをなだめるのに大変でした」と言われたのです。私は、ここで彼の紹介しようとしている買い手が暴力団であったことに初めて気づいたのです。ここで私は一度冷静になって考えます。元々、私が不道徳な脱法ドラッグ業界に参加する大義名分には、「違法薬物を販売している暴力団が儲からないようにする」というものがあったのです(森鷹久さんとの対談を参照)。ここでポリシーを破っては、私の心が崩れてしまいます。

また、私がまだ本格的な合成を完了できずに反応の進め方で悩んでいるのに、向こうの都合で怒りだすような相手とは危険で取引できないと判断しました。また、Hさんは私に対して、私がある悪事を働いたかのような情報を私を責める材料として使い、私がそれの根拠を尋ねても無視するので、一層Hさんに関する不信感が増しました。

そして、私が今回の取引を断ると、Hさんは急に私に対して冷たくなり、言葉に敵意が見られるようになりました。私はここに来て、Hさんが「熾君のファンです」と常々言っていて私に迎合的だったのは、単に無料でサンプルをもらえるからそう接していたにすぎないのだ、と分かりました。「この人との関係は、潔く切ろう」と決断しました。

逆風

また、私はしばらくやり取りをしていなかったBさんから、いつの間にかツイッターでブロックされていたことを知ります。Bさんは先述の3人の先生(AさんBさんCさん)のうち、最も親しくしていて最も情報交換が多かった相手です。なので、彼から見捨てられたことはかなりのショックでした。

さらに、追い打ちを掛けるように日本政府は2018年11月に3-フルオロエチランフェタミン(3-FEA)を指定薬物に指定しました。この物質は外国でかなり流行しており、非常にドーパミン作用が高い覚醒剤とされていました。そのため、私もいつかこの物質を作って売り出すべく、原料をある程度買いこんで準備していたのです。なぜ、買ってすぐ作らなかったのかというと、製造時の副反応(過剰還元)により、エチル基が外れて規制薬物である3-フルオロアンフェタミンが副生してしまう懸念があり、どのように対策すればよいのか迷っていたからです。私の仕事があまりにも遅いために、この物質を売り出す好機を逸してしまったのです。

このように、2018年末の私は資金不足に加え、人間関係や法規制などの逆風を受け、もはや何事もどうにもならない状況になっていました。

休業の決意

ここに来て、私は合法ドラッグビジネスを一旦休業することを決意します。資金は完全に尽き、手元にある試薬だけでやりくりして良ケミを作るのは前途多難そうです。しばらくこの仕事から離れて、「ただの一般人」となって特に何もせず、休養しながら身の振り方を考えてみることにしました。

この時は結構本気で普通に一般労働者として就職する選択も考えました。特に一般企業で高く評価される資格や職歴は無いので、かなり給料は安いでしょうが、それでも貯金をすれば再度ドラッグの開発のための軍資金は手に入ったと思います。ただし就職経験がないので雇われるかどうかも不安でしたし、もし就職したとしても、「ドラッグ開発の資金を稼ぐための就職」というのでは、あまりにも人生をドラッグに掛け過ぎているのではないか?という疑問も感じました。「数年やって芽が出なかったのに、一般就労してまでまだお金をつぎ込むのは、あきらめが悪すぎるのではないか?」と。

その一方で、私が今後、どの業界で一番活躍できそうかを考えた時に、最もありえそうなのはドラッグ業界なのであるということは明らかでした。これまで散々お金をつぎ込んで、勉強しながら化学実験をしてきた知識と経験があるので、未経験の分野で就労するよりは、もうちょっと頑張ってドラッグ分野で何か成功の糸口をつかむ方がはるかに楽であるということを認めざるを得ませんでした。

暇な日々

身の振り方に関する結論を先送りしたまま、衣食住に不自由のない自宅で、私はひたすらインターネットで暇つぶしをし始めます。これまでは化学実験とか薬学の話題を意識的に取り入れていましたが、資金難で実験ができない今となっては、もうそれらは「懐かしの話題」です。化学の話を見ると、「私も過去に化学実験をやっていたなあ」という、一線を退いた人のような気分で眺めていました。

この頃からはツイッターなどのメンヘラ界隈をよくウォッチするようになります。それまではジャンキー界隈をよくウォッチしていましたが、私が資金欠乏でメンヘラ化したこともあって、おのずとメンヘラ界隈に引き寄せられていったのだと思います。そして、ひょんなことから大手メンヘラ系LINEチャット(以後、「LINEチャットA」)の存在を知ると、人脈作りのためにそこに入会し、LINEでも人脈を広げていきました。

人の人生を狂わすマッドサイエンティスト

休業したとはいえ、過去に作ったドラッグのストックはそこそこあったので、それらを配布することはできました。そして、少なくとも下記の二人の人生を狂わせてしまったのです。

ある日、私はツイッターでIさんという人と出会います。この人は昔から私のサイト『嗜好性薬物の世界』をよく読んでくれているファンで、私とツイッターで出会えたことに感動していました。彼には、親にブチ切れてコタツを破壊したというエピソードがあり、「ヤバい奴」と思われていました。彼は、私のドラッグを試したがっていたので、物質Fを送ってあげました。するとこのドラッグはとてもよく効いたようで、彼はずっとそれを使い続け、ある日突然ツイッターの更新がなくなりました。

彼が突然いなくなったことには、彼の周辺の多くの人の心配を呼びました。私はサンプルを送った関係上、彼の住所や電話番号(住所を伝えられた時に書かれていた)を知っていましたが、電話を掛けても「電源が入っていないか電波の届かない場所にある」という音声が流れ、また自宅を訪問しようにもお金がありませんでした。彼をウォッチする人達が集まる2(5)ちゃんねるのスレッドでの話し合いの結果、私はメンヘラ界隈の有名人のJさんという人に、Iさんの住所を伝えて、もし暇なら訪ねてみてほしいと言いました。ところがその数日後にIさん本人がツイッターに戻ってきたのです(住所をJさんに教えた件については後で小言を言われました)。

戻ってきた彼によると、どうも私のドラッグを使い続けていたらある日急に覚醒剤精神病が起こって、誰かに追われているという妄想が生じ、警察に保護され、1か月ほど精神病院に入院させられていたとのことでした。精神病院は警戒が緩いので隙を見て脱出したそうです。本人が書いた体験記を下記に貼ります。

なお、精神異常になるまでは、物質Fでキメオナ(薬物を摂取して快感を増幅しながら行うオナニー)をしていたそうです。これまでサンプルを送った皆さんの感想では、物質Fはそれほど強力な薬効の物ではなく、また性的快感をほとんど増幅することはないという物であったため、覚醒剤精神病になったり、キメオナで強い快感が得られたりしたというのは私にとって驚きでした。おそらくIさんが特異体質であるか、あるいはその時大麻を併用していたためにそうなったのだろうと思います。

また、私は薬物関係のブログを書いているKさんという人ともツイッターで出会いました。Kさんも私のことを知っていて結構尊敬してくれていたようで、出会えたことに感激されました。Kさんはブロンやさまざまな処方薬の経験豊富な人で、以前結構メタンフェタミン(覚醒剤・違法薬物)の使用経験があり、今はやめているという人でした。彼に対しても私の作品である物質F(と他1種類)を無料で送ってあげました。するとブロンよりはるかに効き、「ちょっとシャブのよう」と言われました。

Kさんとはツイッターで親しく薬物談義をしました。ひょんなことから、Kさんの家には血液が詰まってしまって使い物にならない注射器があることを知り(静脈注射に用いた注射器は、血小板の作用で針の中で血液が固まってしまうことがよくある)、私は軽い気持ちでその注射器を復活させる方法を教えました。その方法とは、「針の穴の中に、髪の毛を通して掃除する」というもので、元々は以前ツイッターで交流のあったメンヘラ女性(現在はブロックされている)から伝授されたものです。そうしたらその注射器は見事に復活し水を吸えるようになり、Kさんは私が送った物質Fを水に溶かして静脈注射してしまいました。

Kさんは過去に注射したメタンフェタミンを思い出す感覚を感じたようです。そしてどんどん物質Fの静注にハマり、私が送ったサンプルでは飽き足らず、某所より同等物質を購入して使用を続けたようです。

その後、ツイッターではいつも小説の設定を述べていたりしていて饒舌なKさんでしたが、ある時より一層饒舌に(躁に)なったようなツイートが目立ち始めました。その直後、いきなりツイッターの更新が途絶え、Kさんのタルパ(わからない人はググってください。私もよく分かりません)のアカウントも更新が途絶えました。そしてしばらく経った後Kさんはツイッターに戻ってきて、覚醒剤のスリップ(再使用)で逮捕されていたと報告したのです。たった1回買っただけなのに、その売人が逮捕されたので芋づる式に家宅捜索が来たようです。とても不運です…… やっぱり私がスリップのきっかけを作ってしまったんですよね……

精製作業

2019年2月に、私は物質Aを精製して高純度にすることを試みました。物質Aは、化学会社によれば純度は98%以上であり、それなりに高純度の物でしたが、色は茶色っぽく、異臭にまみれていました。外観と臭いだけで、明らかに低品質を感じさせるものだったのです(と言っても、おそらく化学会社の分析が間違っていたのではなく、臭気や着色の原因になる不純物が1~2%含まれていたということだと思われます)。

私は物質H物質I物質Jを用いて加熱再結晶を行いました。すると、汚らしかった工場出荷時の物質Aは、見違えるほど純白になり、ほぼ無臭になりました。これで私は、「化学工場よりもうちの方が高品質な製品を作れる」ということに気付きました。ただ、いくら精製しても元がクソケミなので商品価値がないことに変わりはないのですが…… なお、今回のサークルクラッシュは、この時精製した物質Aの取引が発端となります。

復活?

ドラッグビジネスを休業し、ただの一般人としてメンヘラ界隈に入り浸るようになり、私はこれまでと違った他者からの評価を得るようになりました。ジャンキー界隈(脱法ドラッグ界隈)の人々と交流していた時は、私は馬鹿にされることが多く、強い敵意を持たれていることも多かったのですが、メンヘラ界隈の人からは、人にもよりますが知識人として尊敬の視線を注がれることが多かったのです。例えば、おーぷん2ちゃんねるの趣味一般板は私のせいで脱法ドラッグ専門掲示板と化してしまっていますが(私があの板に初代の脱法ドラッグスレッドを立てたため)、あの板での私の評判は散々で、常に罵倒され続けている状況でした。しかし、LINEチャットAなどではちょっと薬理についての知識を述べただけで、純粋な尊敬のまなざしを注がれることが多く、私の自己評価は回復していきました。

そして、私が「名作ではなく佳作」と評していた物質Fについても、アップ屋の商品を求めているジャンキー層には売れないものの、鬱やADHDに悩むメンヘラ層に対してならば十分売れるのではないか?と考えるようになりました。とするならば、物質Fや場合によっては物質Aのような弱いドラッグでもそれなりに市場での勝機はあるはずだと確信しました。(とはいっても、最終消費者に小売りする業態は摘発の危険性が高いので、私はバルク量(10グラムとか1kgとか)の卸売りしかやるつもりはありません)

私は徐々に元気を取り戻し、軍資金さえ回復すれば、現状を打開できそうな気がしたのです。私の手元にある全財産はすでに使い切っていましたが、私の親が私名義のお金を持っていることは知っていました。私は意を決して親に頼み、その預金を100万円以上手に入れることに成功します。そして、不足していた備品や試薬類を買いこみ、再度化学合成をするための準備を整えました。(なお、滞納していた社会保険料については放置しました。国家よ、すみません。いつか払います)

本来であればすぐ化学実験の再開に着手したいところなのですが、部屋が汚いという大きな問題が残っていたので、そのあと何か月も掛けて暇を見てはゴミを処理し、少しずつ場所を広げて行きました。このため、本格的に化学実験を再開できるのは、2020年の春になってからでした。結局2019年は、全く新規化合物を作らない1年になってしまいました。しかし仕事を捨てて自由人になって羽根を伸ばしたこの1年はとても良い1年になりました。

本文(後編)

(最後まで読んでも特に何か救いはありません。暗い気分になるでしょう)

Lさんとの出会い

私が今回のサークルクラッシュの中心人物となるLさんという女性のことを認知したのは、2019年の半ば頃でした。私が2019年5月に一度ドラッグを送ったことがあったMさんが突然、ツイッターで
L
と一言だけ名前を呼んだのです。するとLさんはそれに答えて元気よく登場し、
「長いこと警察に捕まっていたが、やっと出てきた」
ということをツイートしていたと思います。やたら元気で、そして自傷や瀉血の画像をツイートしている女の子という印象でした。そして、6月にはLさんの恋人のNさんが欲しがっていた注射・採血マニュアルのファイル(私が医学書からスキャンしたもの)をMさん経由でNさんに送りました。あとから聞くと、Nさんは喜んでそのマニュアルに書かれていることをLさんの体に試していたようです。

Lさんの恋人(婚約者)であったNさんと私はほとんど話したことがありません。彼は鍵アカウントでしたが、一時フォローしていたのに、突然ブロ解されたりしたので、正直言うと第一印象はよくなかったです。Nさんは神戸の廃病院を改装した施設に住み着いていて、やってくるメンヘラたちに「あなたにはこの薬がいいでしょう」と診断して薬を売りつけるなどしており、プロフィール欄には「神戸のヤブ医者」と書いてありました(注:この部分はLさん本人によれば実際とは異なるそうですが、諸事情で正確な事実を書けないため、あえてぼかしてあります)。なお、彼の専攻は数学であり、医療ではありません。MさんNさんは仲が良く、ツイキャスで二人が学習塾で生徒に教えるための数学の教え方について議論をしたり、オカルトの話をしたり、薬物の話をしたりしているのを私が聞いていたことがあります。今思うと、理想的な親友同士の会話だった気がします。友達のいない私には羨ましかったです。

暗転

LさんNさんは同棲していました。なぜかLさんが瀉血の血により血まみれになっている写真がツイッターにアップされたりするなど、過激な「メンヘラ芸」も見せていました。ところが、2019年の7月にNさんが突然失踪します。Lさんは、第六感でNさんが亡くなったことを確信し、3階から飛び降りて自殺を図りました。その後、Lさんは治療のために入院しますが、足は完全には治らず、車椅子で移動するようになりました。Nさんについては、自殺により亡くなったという知らせをLさんは受けたそうです(ただし、戸籍で確認したわけではないので確実ではないようです)。

Lさんにとって最愛のNさんを失ったことは、Lさんを悲しみのどん底に突き落としました。普段は明るく振る舞っていましたが「LINEチャットA」などのグループ通話では、突然泣き始め、Nさんの名前を呼び続けるという場面に私が居合わせたこともあります。

そしてある日、Lさんは「24歳で死にます(24歳まで死にません)」という宣言をしました。Nさんが亡くなったのが24歳だったからです。その時のLさんは21歳でした。

24歳まで死にません (本人のブログ)

私との馴れ初め

私は2019年の9月ごろまではLさんとは親しくなく、普通に興味深い人として時々ツイッターをウォッチしていました。ある時、Lさんがツイッターで、「LINEチャットB」の入会案内をしていました(多分、お薬系のチャットという触れ込みだったと思います)。私が入会したいと思ってLさんに連絡を取ると、チャットへの入会は断られ、
「だって熾くん、ウォッチャーじゃん」
と言われました。確かに私はメンヘラ界隈の人をウォッチしまくっては2(5)ちゃんねるのスレッドなどで取り上げていましたから、警戒されていたのだと思います。別な会話の時にも、
「いや君、変なことしかしねーじゃん」
と言われていました。

ところが、10月になると、ある日突然Lさんは私に
「めちれんじーー!! めーちーれーんーじーおーきーしー!!!」
とLINEを送ってきたのです。話を聞くと、
「その、用件というのは、単刀直入に言うとおきしさんの作ってる合ドラのサンプル、私も欲しいです!!!」
とのことでした。私はLさんが統合失調症と自分で書いていたことを思い出し、統合失調症に覚醒剤は禁忌であるので、難色を示しました(覚醒剤精神病と呼ばれる幻覚・妄想症状が生じやすいため)。するとLさん
「統合失調症は誤診です。双極性障害1型が正しい診断名です」
と言いました。どうもデキストロメトルファン(メンヘラ界隈で人気のある市販薬。ラリれる)を大量服用しているときに精神科に通院していたために誤診されたようです。それであれば特に恐れることはありません。その後、ちょっと紆余曲折ありましたが、Lさんには私のドラッグ(物質F)を試してもらうことができました。

過去のこと

Lさんはツイッターに身の上話を書いていました。非常に過酷な家庭環境に生まれ育ち、両親を早くに亡くし、その後も度重なる苦労をなされてきた方でした。家計を助けるために、少女時代から売春をしてきたそうです。現在(2019年時点)はあるグループホームで暮らしているそうでした。Lさんの人生に関するツイートは下記にまとめられています。

限界メンヘラコンテンツ・人間未遂るるちゃんの人生

また、Lさんと私が親しくなるにつれ、Lさんの様々な過去のこと(トゥギャッターやブログには書かれていない秘密のことも)をLさん本人や、Lさんが兄のように慕うMさんから聞くことができました。これらのことは基本的に秘密なので、私もできる限りここに書くことはしませんが、Lさんの抱える問題と関連があると思われる下記のことについては、内容をぼかしながら書いてみます。

Lさんはツイッターでは「2019年の2月から4月にかけて留置所に入っていた」と書いていました。実はこの時、Lさんはデキストロメトルファンを大量に服用した状態で、ある問題行動を起こし、警察に逮捕されてしまったのです。ところが、薬物の影響でLさんは、自分が何をやったのか全く覚えていなかったのです。そのため、取り調べが難航したそうです。

この話を聞いたとき、私は「ジャンキーあるあるだから仕方ない」と考えていました。その後に起こるサークルクラッシュの伏線になるとも知らずに……

次の恋人

2019年11月14日に、Lさんは新しい恋人、Oさんと付き合い始めました。OさんMさんの親友で、ホストクラブで働いているパチンコ好きの大学生でした(統合失調症の持病あり)。完全に遠距離恋愛で、体の関係になることはなかったそうです。その後、2020年1月に二人は一旦破局します。なお私はOさんから嫌われており、ツイッターをブロックされています。

他者からの評価

前述のように、Lさんは逆境に生まれ育ったのですが、長らく両親のことは好きだったと述べており、虐待を受けていたことや、親が毒親であったという意識がなかったそうです。しかし、2019年後半あたりに、周囲の人(おそらくブログやツイッターを読んだのだと思う)から指摘を受け、やっと自分が被虐待児だったことに気付いたそうです。

また、私は2019年12月21日にLさんとLINEをしていて、
「化学実験の途中で1年くらい放置しているやつがあったりして、なんか発達障害があるんじゃないかと思うような怠けぶりも発揮しています」
と言うと、Lさん
「発達障害なんですってば!!!!センセイ!!!」
とキッパリと断言しました。ここで私は、やっぱりそうなのかな、と自覚を持ち始めました。

このように、自分の抱える問題については、他人から指摘されないと分からない場合があります。

Pさんのこと

今回のサークルクラッシュの副主人公となるPさんについて説明します。Pさんは名古屋の女子高校生で、裕福な家庭に生まれ、大学進学を控えていました。Lさんとは2019年に知り合ったようで、「ラブライブ!スクールアイドルコレクション(略称スクコレ)」というゲームを通じて一時期は仲の良い親友になっていました。Pさんは以前から私のことを知識人として尊敬してくれていたようです。瀉血などに興味があり、私とツイッターで出会った時、血液にクエン酸ナトリウムを加えると凝固しなくなるという話題で盛り上がった覚えがあります(注:その後の調べにより、輸血に使用する目的でなくただ凝固防止をしたい場合はクエン酸だけでも十分であることが分かりました)。

2019年の9月ごろまで、Pさんには北海道に住むQさんという遠距離恋愛の恋人がいました。ところが、ここでちょっとしたサークルクラッシュが起きます。Rさんという別な女性がQさんと恋に落ち、QさんはそれをPさんに隠したまま付き合おうとしたのです。いわゆる二股です。ところが、よせばいいのにRさんは私にツイッターのダイレクトメッセージで、そのことを打ち明けに来ます。
「博士、誰にも言わないで欲しいのですがとある人に関して誤解していることがあると思います…博士を信頼して言いますが、今私はQさんと付き合っており、彼は金パブやドラッグを断薬して苦しんでおります……察しのいい博士はもうお気づきかもしれませんが……そしていつもふぁぼありがとうございます」
と唐突に言われ、そもそもQさんという人物を知らなかった私は何のことか分からず
「すみません、実は私はQさんをフォローしておらず、彼のことは全く知らないのです」
と答えたところ、
「えぇ、なんとなく、Qさんのことフォローしてるかと思ってた……」
と言われました。私が、
PさんQさんを『彼氏』と言っていますが……」
と言うと、
「そうなんですね、それは知っています。今自然消滅を狙っている最中で、バラしたらSATSUGAIされそうなので、お願いですから私と付き合ってることをバラさぬように……」
と言われました。

このように、私は思わぬことからPさんが恋人に浮気されていることを知ったわけですが、Rさんから聞いた話をPさんに伏せておくことには罪悪感がありました。しかし、Rさんが口止めしてきているので、Pさんにそのまま伝えると、Rさんから嫌われそうでした。Pさんに確認すると、Qさんの心が自分から離れてRさんに移っていることに気付いていないようでした。私は折衷案として
「とにかく、何か裏があると思って、各方面を当たってください。特に赤い髪の人にしつこく聞くことをお勧めします」
と言いました。当時のRさんのツイッターのアイコンが赤い髪のイラストだったからです。

その結果、Pさんの努力ですべての真相が発覚したようで、PさんQさんは別れて二股状態が解消し、Pさんからはヒントをくれたことに感謝されました。意外なことに、Rさんからも感謝されました。実はこの騒動は、Rさん本人の手で下記のnote記事にまとめられています。

実は、私が今回のサークルクラッシュをこの記事にまとめようと思ったきっかけは、このRさんのnote記事を読んでいたためでした。このように先達がいたので、私も同じことをしようという発想になったのです。しかし、残念ながら私はRさんからLINEでブロックされてしまっているのが残念です(ツイッターはブロックされていない)。

そして、Pさんは名門進学校に通うお嬢様でありながら、脱法ドラッグに強い興味を示しており、現在では数少くなっている国内の脱法ドラッグショップから色々とドラッグを購入し、静脈注射で摂取するなどしていました。私は、Pさんを見てある漫画を思い出していました。それは、週刊少年マガジンに掲載された『濁った薬』というマンガです。

『濁った薬』

私は、この作品の黒い髪の少女が、Pさんと似ている気がしました。Pさんもどんどんドラッグにハマり、この黒い髪の少女のように転落していくのではないか?と心配しました(とか言いつつ、あとで私もドラッグを送るのですが)。それで私が2020年2月にLさん
Pさんが脱法ドラッグを使ったことは、受験にとってはプラスになってるような感じですか?」
と聞いてみたのですが、
「プラスになってる。PちゃんOくんとわたしが『なにかしようね。私達も頑張るから』と言ったら、キレて『もういいよ、勉強すればいいんでしょ!ホップ(脱法ドラッグの商品名)キメて勉強するよ!』と言ってた」
と答えてくれました。物心ついた頃からのジャンキーであるLさんの観察眼なので、おそらくPさんはドラッグに悪い形でハマらないだろうと一安心しました。

2019年の12月末、私はKさんがツイキャスで「ある知り合いをブロックしました」と言ってるのを聞き、誰なのだろうとツイッターのダイレクトメッセージで聞いてみると、意外なことにその人はPさんでした。どうもPさんの性格が悪く、オカルトを信じない傾向が強いために、オカルト好きでタルパも持っているKさんとはそりが合わず、また人当たりの悪さから複数の人に嫌われていたとのことでした。私がPさんに事情を聞いてみると、やはり科学とオカルトの対立で紛糾したようでした。

そしてPさんから、
「やはり感情論で⽣きる⼈は苦⼿ですね……論理が完全に破綻しても藻掻くなんて無様です。でもそういう様⼦が⾒れてとても楽しかったです。この世界の負け⽝らしくて実に似合ってらっしゃる。(中略)相⼿の事なんかハナからどうでも良いです。嘘を並べ始める相⼿に配慮する理由もない、私としては嘘をついた罰としてその1番恥ずかしい所を晒してあげただけです。⽣活保護の⽅いましたね、⾃称⾼学歴元全国⼀位の⽅でした。話を聞いてて余りにも⾺⿅らしかったのでそれほど頭が良いならもっとその⼒を活かせば良いのでは︖と⽪⾁混じりに返してあげたんです。どちらも⾯⽩かったですよ。最⾼のコンテンツでしたね。⼆⽇三⽇は思い出して笑えましたよ。熾さんならこの楽しさ分かるんじゃないですか︖」
と言われました。

ところが私は楽しさが分かるどころか、完全にKさんに同情してしまいました。私は、「この世界の負け⽝らしくて実に似合ってらっしゃる」という部分を読んで、もしかしてPさんは学校や家庭からの「受験戦争の勝者になれ」という圧力が強くて、受験ストレスでおかしくなっているのではないかとピンときて尋ねてみました。すると、受験よりもむしろ家庭環境の方がストレスになっているとのことでした(親が障害のある弟にひいきしているらしい)。

私自身のことを考えると、さっぱりドラッグビジネスが成功してないし、そもそも受験戦争に参入すらしていないので、
「私も負け組に位置します」
と言いました。すると
「私の⾔う負け組って感情論に⽀配され実家暮らしで親にも⾒放されて体は⼩太りで依存癖があり特に知識もなく尊敬もされてないような⼈の事を⾔うんです。私は熾さんの事を識者として尊敬しています、卑下しないでください。歳だけとって何もない⼈、と⾔うのが嫌なんです」
と、明らかにKさんのことを指していることを言われました。
Kさんは、オカルト知識は豊富で(結構読書家です)、医薬品関係の知識も結構豊富です。私と⽅向性が違うだけだったりします」
と言うと、
「私が歳が無い故出来ないことがあって苦労している裏返しなの
かもしれませんね。オカルトは意志の弱い⼈間が作った依存対象程度にしか考えてないので私嫌いなんです。何か⽣み出す⼈は好きですけど消費するだけの⼈は興味ないです」
と、まるで涼宮ハルヒの名台詞「ただの人間には興味ありません」みたいなことを言われたので
「はい。ただ、そういうタイプの⼈間が社会の圧倒的多数であることも、忘れずにいてほしいです」
と言っておきました。

このDMがあまりにもすごかったので、私はLさんに転送します。
PさんKさんのバトルに関するDMを見せましょうか? Pさんの陰険な部分をぜひ見せてあげたいと思ってますww」
と言うと、
「見せてください」
と言われたので見せました。この時、LさんPさんは通話中だったので、私の書いた「陰険」という言葉がそのまま伝わったようです。Pさんは尊敬していた私から陰険と言われたことにショックを受け、ツイッターで「私は陰険らしい」とツイートし、「しばらくツイッター離れる」とツイートしてたような気がします(その時期のツイートが黒歴史クリーナーによって削除されているので記憶に基づきます)。そして2日ほどツイッターも更新されずLINEも既読が付かず、私は結構焦ります。あれほどお蝶夫人のように高飛車だったPさんがここまでショックを受けるとは思いませんでした。

その後、Pさんは戻ってきて
「性格が悪いと自覚して楽しむ一方でその事に物凄く罪悪感を抱いている私もいます。私は今の私(=先日の私)が大嫌いで無くなった方が幸せになる人が多いとも考えています、私について色々と悩んでいるのです」
と言いました。一応、Pさんはアスペルガー症候群らしいので、対人関係能力に問題があるのはそのせいだと思われます。

失踪

2019年の12月末にLさんはネットから姿を消しますが、2020年の1月1日に姿を現しました。どうやら鬱になって、さらに携帯電話を紛失してしまったそうです(ADHDが疑われています)。

2020年1月11日に、Lさんは一時的に精神不安定になり、親しい友人であるPさんに「自殺する」と言い残し、行方をくらませてしまいます。かなり心配になり、私は意を決して、サンプル発送時に伝えられた住所に書いてあったグループホームのウェブサイトを調べ、そこに電話を掛けてみたのです。すると、Lさんの本名を伝えたにもかかわらず、職員は
「その人は12月の時点からいませんでした」
と言うのです。私は以前にLさんから施設の担当者の名前を聞いていたことを思い出し、「○○さんはいますか?」と聞いたら、すでに帰ったとのことなので翌日また掛けることにしました。翌日は無事にその担当者の方につながり、Lさんは普通にその施設に住んでおり、命には別条ないという回答を得ました。

Lさんの友人で、物品の取引をした経験のあるSさんからは、「取引時の宛先は、あなたが知っている本名とは全く異なる名前だった」ということを教えられました。おそらく改名していたために情報の齟齬があったようです。

1月22日に、Lさんはネットに戻ってきました。スマートフォンが壊れていたそうです。

そういえばLさんは2019年の11月前後にも携帯電話を紛失して、結局見つからず、それまでのLINEのアカウントを引き継げずに新しいアカウントに変えたことがありました。私はLさんはかなりのADHDなのだと理解し、2020年1月24日にドラッグを送った際、ついでに携帯電話落下防止ストラップのクリップタイプとカラビナタイプを1本ずつプレゼントしました。あまり人の心の機微が分からないので、「もしかして紛失癖を皮肉っているように取られてしまうかも?」と少し心配しましたが、完全に杞憂で、とても喜んでもらえました。

収入源

2020年2月からLさんはツイッターの裏アカウントを作りました(表アカウントがグループホームの職員にバレているため)。鍵アカウントになっていて、限定的な人(表アカウントのフォロワーなら大抵通していた模様)にしか閲覧できないようになっていました。そこではLさんが日々の売春でいくら稼いだ、などのつぶやきを紙幣の写真と共に載せていました。時々、
「客が予定時間になっても来なかった」
とか、
「可愛すぎて、ヤったら好きになってしまうと言われてキャンセルされた」
などの話や、嫌な客にストーキングされたなどの話も載せていました。そして、それらに混じって、体を売ることに対する精神的苦痛を吐露するツイートもありました。

実は以前、ドラッグのサンプルを送った時
「これで仕事やる気アップして稼げるぜ!!」
と言われたことがありました。、親友のPさんからは
「売春の時使うのはソラナックスとリボトリールとメジコンですね」
と言われました。風俗嬢が薬物にハマることが多いことは知っていたので、普通に理解できました。

Lさんの本来の収入源は生活保護でしたが、近々東京方面でシェアハウスをするという夢のために、こういった仕事をしてお金を貯めていたのです。Lさんは私に、「援デリの仕事をしている」と言っていたので、私は「デリヘル」のイメージで想像していました。組織内での一番の売れっ子だそうです。

突然の求愛

2020年2月5日の午後7時台に、私はLINEでLさんからいきなり、
「ちょっと思ったんだが、オキシくんは後継を育てるために嫁をとった方がいいよ。ちょっと黒い繋がりもあるけど基本的に朗らかで商い上手の頭の回転の早い薬中の嫁をとった方がいいよ。助手だと思って」
「(メンヘラ界隈を)ウォッチしてないで仕事をしなさいとなじってくれる嫁がいいね……」
と言われ、これを読んだ私はまさにLさんが「ちょっと家庭の事情で黒い人達とつながりがあり、朗らかで商い上手で頭の回転が速く薬中の女性」であることに気付き、一瞬、「これは本人のことを言っているのだろうか? もしかして付き合える?」と思いました。しかしこれまで私はあまりモテたことがなかったので、すぐになんかの勘違いだろうと思いました。とりあえず
「今は貧しくて収入がないので、薬で儲けて1億くらいたまったらやりまくります」と言いました。

そして2月6日の午前4時台に、Lさんが通話したいと言ってきました。私はディスコードを起動して通話を始めました。Lさんが通話で連絡をしてくるときは重要な用件だった経験があるので、何か重要な話だとピンときて、パソコンのサウンドレコーダーを立ち上げて録音ボタンを押したはずなのですが、操作ミスで押されていませんでした。

「この間の婚約者の件、考えてくれた? 熾君の仕事をせかしてくれるような人とか、身近にいないの?」
と聞かれ、私はリアルの知人が全くいないので
「いません」
と答えると、
「そういう人を探してみる気はないですか?」
と聞かれ、
「今は収入もないし、とても女性と付き合えるような状況ではないです」
と答えると、
「あ、100%OKされるという前提です」
と言われました。戸惑っていると、
「可愛くて、頭の回転が速く、商売上手なお嫁さん。……例えば、私、とか?」
と言われ、突然のことに即答できず、
「考えてみます」
と答えると、
「考えてくれよな。真剣にだぞ」
と言われ、通話が切られました。私にも春が来たかと思いました。

その後睡眠をとり、起きると同日の午後0時台にLさんから
「考えは固まりましたか?」
とLINEが来ました。
「そんなにすぐは決まりません」
と答えましたが、早く決めないといけないことはわかりました。

先日のLINEを読み直すと「後継を育てるために嫁をとった方がいい」とあるので、私はこれは「後継ぎ」を産んで育てるために結婚するという意味に取りました。私は今まで恋人はいなくて、童貞だったのですが、いきなりこういう話が舞い込んだので、襟を正して対応する必要があると感じました。「数日待ってください」と言いました。

そして、なぜLさんがいきなりこう言いだしたのかについて、少し深読みすることにしました。前述のように彼女は一人暮らしをするための生活資金を貯金するために売春をしており、それが苦痛になっていることが裏垢を見ればよく分かったので、私は
「もしかすると、私と結婚すれば住居の問題も生活費の問題も解消すると考え、東京でのシェアハウスではなく宮城県にある私の家に転がり込むことを考えているのではないか?」
と考えました。幸い、うちは一戸建てで部屋も金銭的にも(私の親が)余裕はあります。私は、自分があまりモテないことは自覚しているので、Lさんが打算でこう言っているのではないかという疑いを持ったわけです。

また、Lさんは前述のように24歳で死ぬと宣言しているので、もし出産・子育てを予定しているのなら、それだと子供が乳幼児のうちに死んでしまうことになります。
「もしかすると、25歳以降も生きるつもりになったのかな?」
と考えました。

人生相談

そして、私は結婚は人生の一大事だから、誰かに相談しようと思いました。私が相談相手として選んだのは、最近ネットで知り合った同人漫画家のUさんと、3年間ほど腐れ縁のGさんでした。Uさんは19歳の女性ですが、母親から虐待を受けていたサバイバーで、酸いも甘いも嚙み分けている人です。Gさんは今こそ落ちぶれていて生活保護を受けている独身男性ですが、元バンドのギタリストで、女性遍歴が多数ある人です。この二人を相談相手に選んだのは、Lさんとあまり親しくなく、ほどほどに距離がある人だからです。MさんPさんなどはLさんのことをよく知っている半面、Lさんと関係が近すぎるので、相談の内容が漏れてしまったり、中立の立場でのアドバイスをくれない懸念がありました。かといってLさんのことを全く知らない人だと、Lさんのかなり特殊な背景を一から説明するのに骨が折れるからです。(と、このようにもっともらしく説明していますが、実はその時はこんなに深く考えず、無意識にこの二人を選んでいました)。

Uさんに事情を説明したところ、
Lさんはメンヘラなので、発⾔の重さと⾏動の軽さが結びつかないところがあるのは注意しておく必要があると思います。ただそれは誰かを騙したくて⾔っているのではなく、本⼼から現実味のないことを⾔っているはずです。Lさんのことを考えると、熾さんのような⼼理的にメンヘラから遠い⼈と付き合うのは⻑期的な安定につながると思います。熾さんにとっても、交際を経験するのはとても良い事だと思います。(中略)私の意⾒としては、交際するのがいいと思います。でもその後の話は無計画だと思うので、鵜呑みにしないで今だけの関係と割り切るかちゃんと話し合った⽅がいいと思います」
というアドバイスをいただきました。このアドバイスは本当によくLさんや私のことを観察したうえで考えられていて、ありがたかったです。

一方、同性からの意見も聞きたくなり、Gさん
Lさんから強く想われています。 『私を婚約者として考えてくれないか』と言われています。どう答えればいいのか悩んでいます。まだ会ったこともなく、Lさんは私の顔も知っていません」
と言うと、
「んー…一つの例ですが、昔、Tさんに告白されたんですが、会ったこともない人とは付き合えないと断りました。そもそも、会ったことがない人に告白するような人の考え方が私は信じられないです。その気になってもあとで裏切られる恐れもあります」
と、否定的な意見を述べられました。ところが、
「向こうの顔とかは知っているのですか?」
と聞かれたので、私はLさんがツイッターに載せていた写真をまとめて貼りました。すると、Gさん
「えっ、かわいいじゃないですかw」
と驚き、
「これ、絶対にチャンスですよ!」
とプッシュされました。私が
「さっきと正反対の意見になりましたねw」
と突っ込むと、彼は
Tちゃんはあんまり可愛いとは思わないですからw」
と言いました。同じ男性として、正直なGさんにとても好感を覚えました。

そして私はGさん前述のまとめを見せました。それを読んだGさんは、
「統合失調症と書かれているので危険です。私なら断りますね」
と言いました。実はGさんは、閉鎖病棟で知り合った統合失調症の女性と付き合ったら、その女性が極度のストーカー化したという恐怖体験をしていたのです(LINEを100回以上ブロックしているのにそのたびにアカウントを作り直して連絡を取ってきたそうです)。私は、前述の「デキストロメトルファンをやっているときに病院に通ったので、統合失調症と誤診されてしまったらしい」という話を紹介し、この点は大丈夫だと言いました。

なお、Uさんに対して、Gさんが「そもそも、会ったことがない⼈に告⽩するような⼈の考え⽅が私は信じられないです」と言っていたことを紹介すると、Uさん
「会ったことがない⼈と付き合うことについては、私はインターネットの⼈と付き合っていて問題を感じないので多分⼤丈夫じゃないでしょうか」
という心強いアドバイスをいただきました。Uさんはもともと創作に興味があり、また少女体型だったので、インターネットで知り合ったロリコンの同人漫画家と恋に落ちて、母親からの虐待が強くなった後はその漫画家の元に身を寄せている人でした。近年はインターネットで知り合って結婚する人も増えていることですし、Uさんの意見はうなずけました。

Uさんからは付き合うことに肯定的な意見を頂き、Gさんからは「顔は魅力的だけど要注意」という冷静な意見を頂いたわけです。私は、Uさんの意見の「熾さんにとっても、交際を経験するのはとても良い事だと思います」という部分が決定打となって、前述のいくつかの疑問点を確認した後で付き合おうと決心しました。私は恋愛経験がなかったので、経験を積むことは私の成長にもつながると判断したのです。Lさんの足が不自由な点とか、メンヘラである点とかについて不安がないわけではありませんでしたが、だからこそまたとない経験にもなると考えました。ただ、この考え方は相手を対等な個人として見ず、「単なる練習台」のように見ているような感じの考え方であることに、今は気付いています。なお、売春をしていることについては、マイナス材料とはなりませんでした。なぜなら、裏垢を見る限り売春を好きでやっているわけではなく、やめたいと思っていることが明らかであり、また客から人気があるということは性的魅力があるということだからです。

返答

満を持して、2020年2月9日にLさんにお返事をしました。まずは気になっている点の確認からです。

「先日の通話の件についてじっくり考えてみました。いくつか確認したいことがあります。もしかして私との同居も視野に入れてますでしょうか?」
と質問すると、
「いえ、視野に入れてません!」
とはっきり言われました。ちょっと意外でしたが、部屋を片付けたり、親に紹介したりするというストレスから解放されたので、これで結構気分が軽くなりました。そして、金銭的な打算ではなく好意的感情なのだと分かったのでうれしくなりました。そして、
「あと、私は心の準備ができていなかったので、すぐに会いに行ったりする勇気を持てません。ひょっとすると2、3年後でなければどうにもならない可能性もあります。でも、そうなると常々あなたの言っている『24歳までしか生きない』という話と関わってくると思います。かなり重い話なので、私の都合であなたを振り回してしまったりすると申し訳ないと思います。そこら辺はどうお考えでしょうか?」
と踏み込んだ質問をしました。

「私は24歳で死にます。正確には24歳になる歳の8月27日までに死にます。それまでに心の準備を整えて欲しいですね、別に会わなくてもいいのですが」
と言われました。やはり決意は固いようです。そして、それなら子育てはどうなるのだろう?と思ったので、
「『後継を……』とあったので、出産とか子育てについても考えているのかなと思いました。私の考え違いだったらすみません」
と言いました。すると
「後継を、というのはその技術を継いでくれる人探しのことですね……例えばVくん(薬物に興味のある15歳の少年)とか」
と言われ、どうも「後継ぎ」ではなく「こうけい」だったことが分かりました。これには一気に脱力しました。
「後継とか言うから出産かと勘違いしていました」
と言うと、
「私は反出生主義ですよ」
とにべもなく答えられました。そして、
「24歳になるまでの間モルモットにしてくれないか?という話だ。彼女というか看板娘というか、広告台みたいなものだな」
と言われ、私は彼女が24歳までしか生きないことを惜しく思いながら、
「では、会ったりすることとか、体の関係についてはどう考えていますでしょうか?」
と聞くと、
「会いたかったら会うよ、会うのに心の準備がいるのなら待つし体の関係はそちらに任せる」
と言われました。

私は、予想していたよりずいぶん軽い話だったことに拍子抜けしつつも、Uさんの「熾さんにとっても、交際を経験するのはとても良い事だと思います」という意見を再度思い返し、「何事も経験だ」と考えてOKの返事をしました。
「こんな私ですが、付き合う相手として選んでいただけるのなら大変光栄です。付き合ったとしても、あなたが浮気したりするのは全くかまいません。あまり束縛したくないので……」
すると、
「浮気はしないな。そもそもオキシくんと付き合うこと自体が浮気だ。私はNさんのものなので」
「ただNさんなら笑って許してくれるだろうと思う」
と言われました。やはりNさんLさんの中では神格化されているようです。
「実は、もうちょっと重い話だと思って、何人かに相談して熟慮してたんです。子供を作ることを希望されてるのだと思って、Uさんとかに相談していました」
と裏事情を話すと、
「24歳で死ぬ私がそんなに重い関係を持つことはないよ。結婚もしないしな。期間限定契約彼女みたいなものだ」
と、先日「婚約者」とか「嫁」みたいな言い方をしていた割にはただの彼女にランクダウンしているような気がしたので、
「先日の通話では『婚約者』という言葉が出てたので……」
と言うと、
「そうだっけ?」
ととぼけられました。今から思えば、この「数日前の発言を忘れる」という流れは、後から起きるサークルクラッシュの伏線を示唆していたのですが、Lさんが直後に下記のスタンプを貼ったために、「ただのドジっ子」のような印象になりました。

可愛いアイコン

付き合っているかの確認

その後二日間はお付き合いに関する深い話題は無く、
「オキシくんは私のこと大好きなのか?」
「中の上くらい好きです」
「予想どうりの返答が返ってきて満足した」
という、微妙に熱愛っぽくないやり取りや、Lさんが歯科用麻酔薬のキシレステシンを静注して遊んだ挙句、連投しすぎて動機と頭痛が激しくするのにさらに追加摂取しようとして、
「おーい、せっかく告白してくれたのに死んじゃったら嫌だよ……」
「死なない死なない、あなたの作る薬を毎日静注したいもの」
「プロポーズ?w」
「たしかこういう言葉で告白されたいんじゃなかったっけ?」
「あ、なんか言った覚えがあります。」
というジャンキーとマッドサイエンティストの恋文みたいなやり取りが交わされました。その後はPさんOさんLさんのプチ交際破局の話(後述)や、みんなのIQの話や、性欲の話や、MさんNさんOさんのペニスのサイズなどのたわいもない話をしたりしてました。

2020年2月11日、私は
「ところで、私とあなたは、まだ付き合う前という解釈でよろしいでしょうか?」
という質問を投げかけました。それは2月9日の前述のやり取りの後に
「さしあたってはあれだな、私もアスペ疑惑をかけられてる身だしオキシくんはほぼ間違いなくアスペだしで、付き合うにあたって色々とルールを決めることが必要になってくると思う」
と言われていたにもかかわらず、お付き合いの話題が出なかったからです。

すると
「ウブかよ。童貞って怖いな、みなまで女に言わせるつもりなのか、童貞って怖いな(大事なことなので2度言う)」
と言われ、
「ごめん。いや、あのー、正式にお返事もらってなかったので。お返事というか、そちらから言われたのでお返事する立場は私だったわけですが、私はOKです」
「(『ルールを決める』発言を引用返信して)この話し合いがまだだったので、いつ話し合うんだろうと思っていました」
と述べると、
「(『私はOKです』発言を引用返信して)それはつまりそういうことだろうよ」
「(話し合いについては)追々だな。そのうち色々と問題が出てくるだろう、その度に話し合っていけば良い」
と、ありがたいお言葉を掛けられました。

私が、「(『まだ付き合う前という解釈でよろしいでしょうか?』発言を引用返信して)さっきこれ言ってしばらく沈黙の時間あった時、『やばい、まだ早かった?』と焦ってました」
と言うと
「すごく童貞らしい童貞でいいと思います」
と言われました。これで私は晴れて彼氏彼女になれたのだと思いました。ただ、後で読み返すと、はっきりと「付き合う」と明言しているわけではなく、「みなまで女に言わせるつもりなのか」とか「それはつまりそういうことだろうよ」など、どちらにも取れるような玉虫色の表現を使って、言質を取られないようにしているという風にも解釈できることにも気づきました。ただ、この時点では「恥じらいを見せているので明言しないのだろう」とプラスにとらえていました。

Gさんに、Lさんと正式に付き合うことになったことを報告すると、
「おめでとうございます! 熾さん、ちゃんとしっかりしてくださいよw」
と祝福の言葉を掛けられました。
「向こうは恋愛慣れしていますが、私は初めてなので、まあ向こうがリードしてくれると思っています」
と返答しました。この時私は、リードされるどころか、付き合っていたことそのものを忘れ去られるとはこの時想像だにしていません……

交際の否定と意気消沈

私は晴れて交際相手となったものの、これまでと特に何か変わることなく、いつもと同じような感じでLINEなどで会話していました(いつか会ってもっと親密になりたいと思っていました)。とはいえ私にもやっと彼女ができたということにウキウキしていました。そんな私に冷や水を浴びせるような出来事が2020年2月13日に起こります。

当日の朝、私は1月24日にLさんに送ったドラッグと同じもの(物質Aを私が精製した物)を多めに摂取して、どのくらいの量なら消化器症状が出ないかを確認していました。夜になると薬効は切れ、離脱症状(反動)で平常時より憂鬱な気分になりました。そんな時間帯に事件は起こりました。

Lさんと物品の取引をしたことのあるWさんという人が、私とLINEをしていてLさんの話題になり、何を考えたのか「私、WさんLさん」の3人が参加するチャットを作りました(システム的には、普通の「グループトーク」ではなく、「複数人トーク」です)。目的の用件が終わると、Wさん
「あーもうめんどくせえ! 後は熾さんとLさんの2人でラブラブしててください」
と言いました。私は、もしかしてWさんはすでに私たちの交際を知っているのかと思って、
「もしかしてすでにラブラブなのを知ってるの?」
と聞きました。すると、Lさんから
「ラブラブじゃねえだろ…」
と言われ、
「これからなりましょうw」
と言ったのですが、
「想像したら頭痛が……」
と言われ、私は「あれ?もしかして私たちは付き合ってないということになってるのかな?」
と、ちょっとショックを受けました。

念のため、Lさんとの個別メッセージ画面で聞くと、
「付き合っていることは誰にも明かしてないですね、面倒事になりそうだし」
と言われたので、
「あ、なるほど。私はすでに数人に言っています……」
と言うと、
「あんま広めんなよー。面倒事に巻き込まれたくない」
と言われ、初めて「あまり他人には明かさないようにしている」ということなのだと分かりました。そこで、私は3人のチャットに戻って
「あ、今のところ二人の関係は秘密ですw 気にしないでねw」
Wさんに言いました。(とはいっても勘付かれたでしょうが)

この一連の出来事の時、私は「Lさんと本当は付き合っていなかったし、騙されたのだろうか?」と思って、かなり陰鬱な気分になったのです。ただ、自分でもドラッグの離脱症状によって悪い方向に考えるような心理状態であることはわかっていたので、不必要にくよくよ考えすぎているのだろう、と解釈しました。事実、それから数時間たって離脱症状が収まると、「Lさんは面倒ごとに巻き込まれるのが嫌なので、付き合っていることを秘密にするために嘘をついたのだな」と良い方向に解釈し、さっきの渦巻いた疑念はドラッグの離脱症状にすぎなかったのだと無理やり自分を納得させました。

ただ、後で再び考え直してみると、「他人に秘密にしなければいけないような交際というのは、私という存在を彼氏だと紹介するのが恥ずかしいからではないのか?」という疑念も生じます。サークルクラッシュ後の3月に、Fさんという女性(私やPさんと親しい)に該当のログを見せて意見を聞くと、
「付き合っている事を言いふらすのを口止めしてくるのは結構に失礼よね。熾さんが見下されてる気がしてくる…」
と言われ、私の独りよがりではないのだと感じました。未だにこの点についてはモヤモヤしています。

特殊な交際と破局

Lさんが私との交際を始めるまでに、Lさんは異性や同性と複雑な交際をしていました。すでに説明したように、Lさんは2019年7月に最愛の恋人であったNさんを失った後、しばらく恋人がいない状態が続きましたが、2019年11月にOさんとの交際を始めたものの、体の関係を持たないまま2か月で破局しました。そして2020年1月にOさんPさんとの交際を始めます(そしてPさんOさんと初体験を済ませました)。

ところが、この男女カップルにLさんが割って入ることになります。具体的には、「自称人類愛者」のLさんと、OさんPさんが3人で「グループ交際」することになったのです。個別に言えば、LさんOさんは復縁し、またLさんPさんは同性間交際をすることになったわけです。なお、LさんPさんはレズではなく、肉体関係を持ったことはないそうですが、「恋人」だったそうです。

ところが、このグループ交際は2020年2月10日前後に終わりを告げます。理由は、Pさんによれば「面倒事にしかならなかったから」だそうです。これにより、Lさんは二人との恋人関係を解消し、PさんOさんは通常のカップルに戻りました。そして、その直後にLさんは私からのお付き合い了承の返事を受け、私と付き合うことになったという流れです。

交際中のこと

前述のWさんとの件など、ちょっとした疑問点はありながらも、「徐々に関係を深めて行って、周囲公認の仲になり、最終的には結ばれればいい」と思いつつ、記念すべき私の初恋となる交際がスタートしたのです。とはいっても、それまでと比べて何かが特に変わったわけではありませんでした。LINEなどの頻度もあまり変わらなかったと思いますし、特にLINE通話を盛んにするようになったりもしませんでした。

なお、私はスマートフォンは使っておらず、すべてパソコンでLINEを操作しているのですが、2013年に安値で買った古いパソコンなので、スペック上の問題から、LINE通話をするときはブラウザをすべて終了しなければならず、そうしたとしても時々音が途切れて相手の話が分からなくなったりすることがよくありました。このため、私はLINE通話があまり好きではなかったのです。

Lさんは、NさんとはLINEチャットA内のグループ通話で毎日かなり長時間話して意気投合して同棲に至ったという経緯があり、またOさんとも結構通話をしていたようです。それに比べると、私は機器の事情があったとはいえ、あまりにも淡泊すぎたと思われても仕方ありません。今思えば、恋人関係になったはずなのに、それまでと同じような付き合い方しかしてあげられなかったのはまずかった気がします。私にとってはマイペースに自然体でいたつもりでしたが、恋愛未経験ゆえ、距離の詰め方が分からなかったのです。

しいて心境の変化をあげるならば、これまで歯を磨かずに虫歯で口臭がしていたような状況で、歯磨きを後回しにしていたことがよくありましたが、交際開始後は「これでは恋人に恥ずかしい」という思いが出てきて、よく歯を磨く動機づけになったということはありました。よく「女性は恋をすると綺麗になる」と言われますが、私も恋をしたことで歯が綺麗になったのです。

Xさんのこと

今回のサークルクラッシュを傍観者として外野の立場で眺めていたのがXさんという人物です。この人は知能指数68の軽度知的障害者でした。この人と私の関係は一筋縄ではいきません。

元々この人と私が知り合ったのはLINEチャットAでした。ところが、ある時Xさんがデキストロメトルファンを大量摂取して、LINE通話で話しかけられてもまともに応対できていないとき、その時起こってた人間関係に巻き込まれ、全く何も悪いことをしていないにもかかわらず、強制退会になってしまったようなのです。。この事件については他のみんなも不思議がっており、謎に包まれています。

Xさんはツイッターでも活動しており、2019年6月に自傷か何かで入院した時にベッドで取った顔写真をツイッターに上げました。その後、詳しいいきさつは忘れましたが私がある人のツイッターに、Xさんが貼った前記のツイートのURLを何かの参考にと貼りました。すると、ツイッターの機能により、自動的にXさんの写真が引用ツイートの形で貼られた形になりました。Xさんはこれを見とがめて、ツイッターとLINEで私に対し、そのツイートを削除しろと強く言ってきたのです。元は本人が貼った写真なのに、あまりにも理不尽なので私はツイッターとLINEの両方でXさんをブロックしました。

私は結構な恐怖体験でしたが、その後Xさんは時々ツイキャスなどでコメント欄で私と会う時に「ブロックを解除してほしい」などと言っていました。しばらくは許さず、放置していましたが、しばらく経つと「知的障害者ゆえに間違った行動をしても仕方ない」と思い始め、2020年2月、Xさんがあるお薬系LINEチャット(以後「LINEチャットC」と呼ぶ)に入会したのを機に、
「とりあえずブロックは解除しました。あなたも反省しただろうと思って」
と言い、LINEのブロックを解除しました。すると、
「ありがとう、お互いに悪かった部分はあると思うからまあもう何も無かった事にしましょう」
と言われたので、
「こっちには悪かったことはないよ」
とキッパリ言いました。

2020年2月20日、XさんLINEチャットCで管理人以外の誰かに強制退室させられ、私に再招待するように依頼してきました。私は管理人らと話し合いをした上で、ゴーサインが出たので再招待したのですが、直後にまた同じ人がその招待をキャンセルしました(LINEは他人の招待をキャンセル可能です)。結局Xさんは入室できなかったのですが、私とXさんはチャットを続け、以前Xさんから見せられた、MさんXさんのエロLINE(オフで会ったらエッチなことをしようという内容)の話題になりました。それについてXさんは、
「私は貞操感無いから本当かどうか思ってもないことを言ってしまったりしてしまうからな。元デリヘル嬢だからかな貞操感無いのは」
と言い、そこから私とXさんLさんの売春の話題になりました。最初は二人とも援デリとデリヘルの区別がついておらず、Lさんの売春の実態についてよく分からないまま議論していたのですが、たまたま私がちょっと気になって援デリという単語でググったことで、ようやく二人はLさんがやっている援デリというものは、普通のデリヘルとは完全に異なるものであるということに気付きました。

・デリヘルは「デリバリーヘルス」の略。役所に登録している正規の風俗業者である。ソープランドなどの風俗店に客が来るタイプの「店舗型風俗業」と異なり、客の自宅またはラブホテルに風俗嬢が行って、そこでプレイをする「派遣型風俗業」である。法律上、性器の挿入(「本番」と呼ぶ)は禁止されており、「素股」という疑似セックスになることが多い(ただし、実際には素股ではなくマンズリが行われる場合も多い)。
・援デリは、名前はデリヘルと似てはいるものの、完全に異なった業界である。役所に登録をせず、また風俗業者としての広告も出さない。既存の出会い系サイトを使い、「有料で男性にセックスを持ちかける素人女性」を装って売春を行う形態である。このサービスを利用した男性客は、自分が風俗業者を利用したと気づかないことも多い。元々、出会い系サイトには「有料でセックスを募集する一般女性」がそれなりにいたが、ある時期からこれに目を付けた裏社会の人が、「売春婦を組織的に雇い、出会い系サイトに一般女性を装って有料セックス募集の書き込みをして(実際には女性本人ではなく、多くの場合男性従業員が書き込みを行う)、実際に出会ってセックスをしたらその代金を女性と業者が分け合う」という手法で商売を初め、現在では出会い系サイトにいる有料セックス募集の女性は、素人女性よりもむしろ援デリ業者の女性の方が多くなっているくらいである。援デリは、一般のデリヘルやソープでは稼げないような、太っていたり、障害があったりする女性でも稼ぎやすい場のようだ。援デリのプレイ内容については私はよくわからないが、「デリヘルの素股よりひどく、手コキで射精させられてお金だけ取られて帰られる」という悪評がある場合もあれば、普通に本番(素股ではなく、挿入する性行為)が可能という話もあり、まちまちである。

下記のnote記事もイメージをつかむ上で参考になるると思います。

私は風俗店を一切利用したことがないにもかかわらず、インターネットで援デリについて調べまくって、基本的な知識を身に付けました。そして、Lさんが裏アカウントでぼやいているツイートにはこういう背景があったのか、と理解できるようになりました。私は現在ビジネスに成功しておらず貧乏ですが、いつか成功したらLさんを過酷な売春の世界から救い出すことができるのではないか?と考え、頑張ろうと思いました。
(とはいえ、それは脱法ドラッグ販売というグレーなビジネスであるわけですが)

また、私はXさんより、LさんからOさんに送られたお別れの理由が書き連ねられている文書も見せられました。Lさんはシェアハウスで同棲するための資金を体を売って稼いでOさんに送金しているのに、Oさんはそれをパチンコに使ってしまうというような内容でした(なお、Oさんはパチンコで儲けるつもりだったようですが、実際には損したようです)。このほかにも、「『Nさんだったらこうしてくれた』というツイートをしないでくれとOさんに言われたのが無理だった」などの理由が述べられていました。 

私は、このようにXさんがこの界隈の情報を持ってきてくれたりする存在として、意外と有用であることに気付きました。まだ気を許したわけではありませんが、人間関係に関する裏事情などを第三者の立場から語ってくれるのは助かります。

売春と社会福祉について学ぶ

2020年3月6日、私はマストドンで誰かの発言に「セックスボランティア」とエアリプしました。すると、ある人が「ホワイトハンズ」というレスを付けたのです。何気なくその単語を検索すると、それは障害者の性について真面目に考える団体の名前でした。そして、その団体の公式サイトで下記のような書籍の広告が載っているのを見つけました。

画像1

私は、「これだ!」と思いました。Lさんのことを理解するにはこういう書籍を読んだ方が良いと認識し、さっそく書店に行って、下の写真に示すように坂爪真吾さんや鈴木大介さんの著書を買いあさりました。

購入書籍

そしてこれらの書籍を少しずつ読み始めたのですが、手当たり次第に拾い読みしただけでも、とてもためになる記述が数多くありました。ただ、残念ながら本格的に読み進める前に今回のサークルクラッシュが発生してしまい、読書する時間が取れなくなったのでまだ全体の1割程度しか読んでいません。いつか時間があった時にゆっくり読んで、考察を深めたいと思います。

呂蒙

私が本を読んで学ぶ傍らで、人知れず熱心に勉強に励んでいる人がいました。それは前述のXさんです。

2020年2月21日、「なんか熾さんドラッグの本持ってたりしない? 要らないのがあったら(欲しい)」
と私はXさんより言われたのですが、当然ながらドラッグの世界にどっぷり浸かっている私にとって「要らないドラッグの本」などあろうはずもありません(笑) にべもなく断りましたが、その代わり、私は過去のキンドル共著書の『アイドルはクスリの売人』の私が担当した後編部分に当たる「アッパーケミカルの歴史」のPDFファイル(私のサイトで無料公開している物)をLINEに貼りました。

私は「これでも読んだら暇つぶしになるだろう」という軽い気持ちで貼ったのですが、思いがけないことが起こりました。約半日後に、下記の写真を見せられたのです。

画像2

何か見覚えがあることが書かれていました。それもそのはず、ノートに書かれていたのは私が執筆した例のPDFファイルの冒頭部分だったのです。数時間後には下記の写真が貼られ、かなり先の方まで筆記が進んだことが分かりました。

画像3

Xさんは私に
「覚えたいのです。書かなきゃ覚えられない。ありがたいさっきの書籍」
と言いました。Xさんは知的障害があるため、それをカバーするために筆写という努力をして記憶しようとしていたのです。私はこれを見て大きな感動を受けました。このノートを見ると、とても美しい字で書かれており、見た人は知的障害者が書いたものとは想像できないでしょう。

私は、三国志の呂蒙という武将のエピソードを思い出しました。呂蒙は三国志の中でトップクラスの名将であり、関羽との決戦に勝利した功績を持つ人物です。しかし彼は若い頃は学問を軽視する武勇一辺倒の人物であり、そのことを主君の孫権に心配されており、同僚の魯粛はそんな呂蒙のことを馬鹿にしていました。孫権が呂蒙に学問を学ぶことを奨めると、元々才能があったのか、呂蒙は猛スピードで学問を身に付けて行き、周囲の人を驚かせるほどになりました。そんなある日、成長した呂蒙の評判を聞きつけた魯粛が、呂蒙の元を訪れて話をしてみると、しばらく前の武勇一辺倒だった呂蒙とは別人のような深い学識を呂蒙が持っていることに魯粛は驚きます。このエピソードが元になって、『男子、三日会わざれば刮目(かつもく)して見よ』という故事成語が作られました。

Xさんは半年前とは打って変わって、まるで呂蒙のように成長しているように思えました。ノートの写真を見つつ「成長した呂蒙を見た魯粛はこういう気分だったのだろう」と思いました。Xさんは今後、高校に入学する予定だそうです。

無茶な大量摂取

私は2020年1月に、Lさんから物質Fが欲しいとせがまれたのですが、あいにく直前に薬理学少年のYさんに最後の1袋を送ったところで、手元にはもうまともに効きそうなドラッグは残っていませんでした。ただ、物質Aならば少なくともブプロピオンよりは効きそうなので、私は精製済みの物質Aを1月24日に5グラム送りました。すると、Lさんは結構気に入ったらしく、注射で使うようになったのです。

問題は、物質Aは非常に水溶性が低く、注射をしようとすると小さな注射器ではわずかの量しか注射できないことです。そこでLさんが編み出した方法は、翼状針という点滴用の針を刺し、大量の水に溶かした物質Aを注射するというものでした。しかし、あまりにも水溶性が低かったため、Lさんは800mLもの水溶液を注射する羽目になりました。しかし、量が多すぎたためか途中からうまく行かず、左腕がパンパンに腫れてしまったのです。その時のことは下記にまとめられています。

今日の人間未遂(るる)さん

3日経っても腫れたままなので化膿している心配が生じたのですが、Lさんが私にこの状態を報告してきた日は休日なので、Lさんは「月曜日に病院に行く」と言っていました。私は念のため、神戸の休日診療所の一覧をLさんに伝えました。すると
「おおお……助かる……心配されているような気がして自己肯定感が上がるので二重の意味で助かる」
と言われました。その後、私は覚醒剤経験が豊富なリタリン売人のZさんとLINEで会話するうちにこの話になり、ZさんLさんの容態を重く見て、早期の受診を勧めます。結果的にLさんは医療機関を受診し、抗生物質で何とかなったようでした。

特異体質と薬物相互作用

その後、2020年2月24日に私は物質B物質KLさんに送りました。物質Bは前述の通り、よほどの特異体質の人以外には効かない失敗作でしたが、構造的にデキストロメトルファンの代謝を阻害することが考えられるので、Lさんがデキストロメトルファンと併用することを想定していました。この時、日本ではコロナウィルスが流行っており、マスクがほとんど買えない状況が続いていたので、マスクを1袋同封しました。私はたまたま埃まみれの部屋を掃除するために1月にマスクを大量に買っていたのです。そして、数日間姿を現さなかったLさんが2月26日にLINEに姿を現して、唐突に「明日引っ越す予定」と言われました。私が送った物はギリギリで引っ越し間際に旧住所に届いたようですが、危ないところでした。そしてLさんから「物質Aはすでに使い切った」と告げられました。5グラムあったのにもう使い切ったのには驚きました。

そして3月2日、Lさん物質Bがめちゃくちゃ効いたと報告してきました。Dさんに続いて二人目の特異体質の人です。私はこの結果に嬉しくなりました。不良在庫だった物質Bでも、Lさんになら良ケミとなるからです。そして、案の定物質Bはデキストロメトルファンの薬効を強化するようで、Lさんは、「ら、らりている」と言い、ツイッターで動脈から出血したために天井に血しぶきが付着した写真を上げ、その後しばらく行方不明になりました。

サークルクラッシュ序曲

私はそれなりに心配しましたが、過去に何度も行方不明になってきては帰ってきているLさんのことだったので、あまり深くは心配しませんでした。2020年3月14日にLさんは戻ってきて「栄養失調で入院させられてました」と言い、私のドラッグはすべて使い切ったと言いました。薬切れで「精神がマジやばい」そうで、薬を求められました。

私は、物質B物質Kを送ると言いました。するとLさん物質Aも欲しいと言います。私は物質Aの精製済みの物はもう在庫がないと言いました。するとLさんから新しく精製するよう求められます。私は、化学実験をするための場所が1年以上放置している実験器具のせいで空いていないので当分無理だと答えました。するとLさんは、どうしても精製済みの物質Aが欲しい理由を説明してきました。どうやらLさんPさんに対し、注射器との物々交換で精製済み物質Aを送る約束をしていたのに使い切ってしまっていて送れないことで悩んでいるようでした。そして、このことをPさんには内緒にするように頼まれました。

なお、Lさんは一度私から送られた物質Aの一部をPさんに郵送したようですが、住所間違えのため返送されてきて、それを開封してすべて使ったようです。私が前編で書いたようにα-PiHPで行なった事とそっくりの事をLさんもやったのだと分かり、似た者同士だと思いました。薬に頼らなければならないほど、売春によるストレスが強かったのだろうと考えました。

一方、Pさんは3月12日に私に「Lさんと連絡が取れなくなって物質Aの入手ができなかったので送ってくれませんか?」と頼んできていました。私は「精製した物の在庫がないので今は無理」と断りました。そして、「Lさんには未精製の物質A物質B物質Kを送る予定」と言ったところ、「同じ物を私にも送ってください」と言われたので送ることにしました。同時に「Lさんには送らないでください。詐欺師にいい思いさせたくない」と言われたのには閉口してしまいました。Lさんに送らなければ、LさんPさん物質Aを送る約束が果たせないのです。

親友から絶交へ

私は、PさんLさんのことを、「わざと2か月も物を送らず放置している詐欺師」のように批判するので、二人のギスギスした関係を和らげようと考えました。前述のようにLさんがドラッグを使い切ったことはPさんに伝えないように言われているので、直接説明するわけにはいかず、私は自分が過去にα-PiHPで発送予定の封筒を開けて自分で使ってしまったというエピソードをPさんに紹介し、それとなくヒントを与えました。

するとPさんはさすがに頭の回転が速く、「まぁだいたい分かったわ。物質A使いきったんでしょ」
と言われてしまいました。私は黙秘を決め込みましたが、執拗に追及されたので、急遽、LさんPさんの両方をよく知っているFさんに対応の仕方をLINEで相談しました。Fさんには事情をすべてを打ち明けてアドバイスを請いました。すると、
「そこは多分、使い切ってしまった事をPさんLさん本人から言わせて、LさんPさんへ謝らせないと事は治らないと思うね。Pさんは頑固だからなぁ…。実際Lさんは私にも同じ事二回してるわけだし、嘘つきの審判の時でしょう…」
というアドバイスを頂いたのですが、時すでに遅く、PさんLさんに「物質A使い切ったんだよね。熾から聞いた」と言ってカマを掛けたらLさんは「うん」と認めてしまったそうです。結果的に私はPさんにヒントを与えたことで、Lさんの秘密がバレることになってしまったのです。

そして、事態はさらに悪い方向に進展しました。おそらくこれが原因で、LさんPさんの関係は絶交状態になり、PさんLさんのLINEをブロックしてしまいました(ツイッターはそれよりも前にブロックしていたようです)。LさんPさんのことを好きだったのでかなりショックを受けました。

元々LさんPさんは非常な親友で、一時期同性間恋愛もしていたくらいなので、私の予測ではPさんLさんの「売春ストレスで薬物を使わざるを得ない」という事情を分かって、優しい態度になると思っていました。しかし実際にはこの時点で二人の仲はかなり険悪になっていたようです。前記のまとめを見ると、2月15日時点ではLさんの腕の腫れに対してPさんが色々とアドバイスをしており、仲が良いことが窺えるのですが、その後1か月の間に友人関係は急速に冷え込んだようです。そのため、「ドラッグを使い切った」発言は私の予測とは逆に、二人の絶交という結果をもたらしてしまいました。この点については、私が人の心を読めず、Lさんにショックを与えてしまい、かなり反省しています。

前述の「Pさんのこと」の項目で取り上げた、RさんQさんPさんの三角関係のトラブルでは、私が「口止めされたことについてそれとなくヒントを匂わせる」という行動に出たことで、よい結果につながり、両方から感謝されるという結末になりましたが、今回のトラブルで同じことをやったら正反対の結果になってしまいました。

そしてLさんは、
「私の肩持ってくれないんだ。もういいや。なんか疲れちゃった。ずーっと責められて なんかもう なんか いいや」
「めちゃくちゃ詐欺師詐欺師言われた」
と、悲痛な心情を吐露します。

そして私はLさんから
「今後Pさんには薬送らないで欲しい。というかブロックして欲しい」
とまで言われましたが、
「ごめん、もう(サンプルを送る)住所氏名も伝えられてしまったし、それはできない」
と断りました。

おそらくこの件の余波で、すでに関係が冷え込んでいたPさんOさんは2020年3月16日に正式に別れることになります。Pさんのツイートによれば、「Lさんに詐欺られてブロックしたら、Oさんから『Lさんを泣かせるな』とかLINEきて嫌味とか散々言われるし、Lさんが男の前では被害者ぶってんのみてほんと無理になった」
とのことでした。

なお、二人の関係が冷え込んでいた理由は、3月3日ごろのツイートの二人の会話によると、「Pさんが『OさんよりMさんが好き』と言っていたことがOさんにばれたため、OさんPさんに対する好意が冷めてしまった」ということが原因のようです。実はPさんOさんよりむしろMさんに好意を抱いており、初体験の相手としてもMさんを望んでいたようなのですが、Mさんは慢性的な鬱病のため性欲が沸かず、Pさんは消去法的にOさんを交際相手として選んだという流れがあったようです。 

食い違う証言

LさんPさんは、Lさんの持っている物質APさんの持っている注射器の物々交換を約束していたのですが、ここにはお金の絡んだややこしい裏事情がありました。簡単に言うと、Lさんには浪費癖があるので売春などで稼いだお金をPさんに預けており(Pさんは銀行より信用されているのですね)、Pさんがそのお金で注射器を箱買いし、中身の半分をLさんに送るのと交換でPさん物質Aを手に入れるはずだったのです。

ところが、この注射器代金の負担元をめぐって争いが生じたのです。Lさんによれば「自分が預けたお金から注射器代金を出せるはずだ」とのことでしたが、Pさん(とSさん)によれば、預かったお金は「Lさん関係の出費およびOさんのパチンコ代としてすでに使いつくされており、とっくに無くなっている」とのことでした。

この件について双方の意見が食い違っているのですが、PさんLさんのLINEとツイッターをブロックしているため、直接話し合える状況にはなく、私が3人を入れたLINEチャットを作ったところ、Pさんはすぐ退室してしまいました。しょうがなく私が両者の意見を聞いて真相を判断しようとしたところ、Lさんから
「私の言うことよりPさんの言うことの方信じるなら別れよ」
と言われてしまいました。

αさんのこと

メンヘラ界隈には、α(アルファ)さんという有名人がいました。彼は北海道在住の高校生で、医学部の受験を目指していました。精神科入院歴があり、女癖が悪く、ツイッターの女性アカウントによくナンパをしていました。結構悪評があった人なのですが、私はそのことを知らず、普通に好印象のアカウントだと感じて交流をしていたら、ある時私に対し些細なことで「熾さんは頭が悪い」と言い続けて来たのです。それは、素行の悪いことで有名なβ(ベータ)さんというジャンキーの人と私がツイートで会話した時に、私が語尾に「w」を付けることが多かったというだけの理由でした。これで私は、この人は敵なのだと理解しました。私は彼をブロックまではしませんでしたが、ずっと許していませんでした。αさんは精神科医志望だと公言していましたが、このように簡単に他人のことを「頭が悪い」と言うような人が精神科医になるというのは、想像しただけで鬱病になります。

ところが、数か月後、彼の言動には受験ストレスがあったのではないか?と思い直します。親や学校から、難関大学に合格できないと頭が悪いとなじられるような生活を送ってきたために、他人に対してもストレスを吐き出していたのではないか?という仮説を立てたのです。2019年12月に起こった前述のKさんPさんの軋轢の際に思ったことと同じ考えに至ったのです。

2020年3月6日、私はαさんがどこかで「電話番号認証のせいで新しくツイッターアカウントが作れない」とぼやいているのを見て、「ツイッターズという会社でツイッターアカウントを売っています」と教えるためにダイレクトメッセージを送りました。これがきっかけで彼とはツイッターでダイレクトメッセージを交わすようになりました。彼とは色恋沙汰の話をすることが多かったです。3月7日の頃は
「MtF(男性から女性へ性別移行を望む人)の婚約者(γ(ガンマ)さん)が350万円かかる性転換⼿術を受けなければならず、俺が払ってあげないと、とてもじゃないけど払いきれない」
という話を聞きました。また、「γさんは婚約者で、自分の彼女は別にいるが、二股ではない」という不思議なことも言っていました(この彼女はPさんのことだと後でわかります)。

私は「Lさんってどう思いますか?」と聞きました。自分の彼女に対する、他の男性からの評価を知っておきたいと思ったのです。するとαさん
「⼀回話した事ありましたが、全然合いませんでした。あの⼈に惚れる事はない。威圧感がとてつもない」
と答えました。「⼤物ってことね」と聞くと「そうそう」と言われ、なんかうれしくなりました。

3月10日にαさんは「(私は)タルパーになろうとしてる初⼼者」「まぁ、イマジナリーフレンド⽌まりだけどね。⾃我は持ってる」と言いました。

3月11日にαさんはツイートで婚約者のγさんと別れたことを報告しました。私は「『1年もつかなあ』と⾔ったのがまさかこんなに早く分かれる
とはww」とDMで言いました。

3月16日にαさんは「改めて彼女から告白された……」「ふふふ」「Pさんは改めて俺の物だって事だな」「Pさんを選んでよかった」と連続でツイートしました。私はαさんPさんが付き合うという意外さに驚いて、Pさんに「驚いた」と伝えました。Pさんは「それは秘密だったはず。誰から聞いたんですか?」と言われ、「本人がこのようにツイートで言っていました」と言うと、「なるほど。あのばかー」とお怒りのご様子でした。αさんに「Pさんとの秘密の交際を早速ツイートでばらしてしまったんですねw」と言うと、「やー。バラすつもりなかったんやけどなぁ。ただ俺の物ってつぶやいただけやし」と言い訳をしていました。むしろあれで分からない方がおかしいです(笑) 「こんな時こそ私は、『頭悪い』と⾔いたい」と言うと「頭悪いもーーーん」と言われました。Pさんは本件について「αさんはほっとけないから本命できるまで付き合ってるだけですよ」とツイートしています。

3月17日ごろ、Pさんが「Lさんαさんに通話要求して好きだの付き合ってだの言って被害者面してたのまじで引くわ」とツイートしていたのを見て、私はαさんに確認を取ると、彼は
「ただ、Lさんが急に『好きー、⼤好き。付き合いたい』って⾔ってきただけ」
Pさんがいるから無理って返事した」
と言いました。私は、「親友から絶交へ」の段落で書いた16日の私の対応のまずさのせいで、Lさんは私に愛想を尽かして、αさんに乗り換えようとしているのだなと思いました。私はそうなっても仕方ないと思いました。

同日、αさんがツイッターで一言「別れたよ」と脈絡なく書いているのを見て、てっきりPさんと別れたのかと思って聞くと、予想外なことに「Lさんと別れた」という答えが返ってきました。「え、⼀瞬付き合ったのwww」「そだよ」とのやり取りの後、私は
「まあいいや、Lさんと付き合う前に「浮気OKです」と⾔ってたので」
と言うと、彼は私たちの交際を知らなかったようで(一応、3月8日にそれとなく仄めかしましたが、彼は気付かなかったようです)、
「誰が浮気OKって⾔ってたん︖ え︖おきしさんとLさん、付き合ってんの︖」
と驚きました。そして、
「は︖www ふざけんなよwww 俺には彼⽒いないって⼤嘘ついてたから。で、⽣きてる⼈間で1番好きな⼈間が俺しかいないんだそうだ︕︕︕ まじでLさんゴミカスやん」
と激怒していました。この「彼氏いない」発言を聞き、私は「私捨てられたのかな」と言いました。

そしてαさんは3月18日に「Lさんはゴミカス」「俺もゴミカス」とツイートします。

彼氏いない発言

2020年3月18日、私とLさんの恋の破局が始まります。そもそも、最初から破局していたことが今(本記事執筆時点)は分かっていますが、それについては後で説明します。

αさんに、『彼氏はいない』と言ったんだって?w」
「うん」
「『彼氏はいない』というのは事実?」
「うん」
「あ、わかった」
「なにが?」
「あ、私たちもう別れたのね……ってこと。」
「??? そもそも付き合ってたっけ?」
「あ、なるほど。うん、忘れることにする。」
「う、うん?」
「これからはビジネスの相手としての観点でお付き合いさせていただきます」
「うん。もとよりそのつもりだが」
「そうですね。」
「うん。どうした? なんか今日オキシくん変だぞ」
といった会話がLINEでありました。この時は、単に私は色々とまずい対応をし過ぎたせいで、Lさんから見放されかけているのだと理解しました。

有料情報

2020年3月17日、私はPさんより、
「これ以上被害者面や周りへの擦り寄り隠蔽工作等続けるようなら本当にあなたが1番バラされたくない事をバラしますとLさんに伝えてください」
と言われました。
「それは何? 住所? それともオナニー動画とか?」
と尋ねると、
「いえ、過去の犯罪です」
と言われたので、「教えてほしい」と言ったら、
「何かリターンをください」
と言われました。私としては、Lさんとこれから付き合う上で知っておいたほうが良いだろうと思って、無視することはできず、さりとて高額なお金を払う気はなかったので、先日Lさんにマスクを送ったことを思い出し、
「マスクでどう?w」
と聞いてみました。すると、
「バカにしないでください。そもそも家にありますし」
という、予想外に険悪な回答が来たので、
「いや、あのさ、正直言うとこういう言い方だとあんまりいい感じしないよ……」
と言うと、
「それはすいませんでした」
と謝罪されたものの、追加で
「じゃあ棘があるからこれからはタメで話すね」
という斜め上の答えが返ってきたのです。ですます調が問題なのではないのですが……

私は
「まず、そちらにマスクがあるか把握してないし、名古屋はコロナウィルス患者居るから、普通に善意で言ったつもりだけど、あの答えは予想外だった。Lさんにも先日、『Pさん人の気持ちが分からないのかな?』とか言われてるし、私も冷徹な感じを受けることがあるので、あんまりよくないと思う」
と、しっかりと問題点を指摘しました。すると
「人間不信で天邪鬼なものでついそういう対応をしてしまうことがあります…… でもLさんに言われる筋合いはないと思う、人の関係を勝手な理由で壊した人に言われたくない」
と言われました。やっぱり人当たりの悪さはアスペルガーのせいなんですかね? よく分かりません。

なお、有料情報そのものは結局Lさんより伝えられたうえで誤報と言われました。思っていたより大したことはなかったです。買わずに済みましたが、マスク1袋と交換でもいいくらいの物でした。

被害者の会

Pさんが「Lさんと薬取引した被害者6人いるのね」とツイートしていたことや、αさんLさんから振り回されたことなどがきっかけとなり、「うわぁ……被害者の会ができるなあ」と思いました。そして、悪戯心が出てきて実際に「被害者の会」と作ったらどうだろうと考え、私は3月18日に、ツイッターのチャット機能を使い、「L被害者の会」という名前のチャットを作ったのです。初期メンバーはPさんαさんWさん(取引の遅延の被害者)、Fさん(同)と私でした。その後、Pさんの勧めによりSさんを加入させました。そして、被害者ではありませんがLさんと付き合う前に相談に乗ってくれたUさんも興味本位で会に加わりました。また、その後XさんLさんとのアクセサリー取引で約束の物を送られていないことが分かったので入会させました。

途中で、Wさんの意向によりツイッターよりもLINEでやった方が助かるという話になり、私はLINEに同名の部屋を作り、全員を招待しました。αさんからは「被害者の会ってネーミングがいいよね」と評価されました。

ところが、この会の存在は早期にLさんの知るところとなります。誰か内通者がいて、会の存在を知らせたようなのです。Lさんはツイートで、ツイッター版のL被害者の会の最初期のログのスクリーンショットを貼って、
「こんなん作られたらやっぱ、さすがにへこむよね」
と言ったのです。このスクリーンショットが、被害者の会の創設時からの物であったので、内通者はPさんαさんWさんFさんのいずれかに絞られることになりました(ツイッターチャットは、途中参加者には参加以前のログの閲覧はできない)。私は、表示されているアイコンからするとPさんが最有力であると判断するのですが、PさんLさんと絶交中であるので内通することは考えづらく、本人も「私スクショも何もしてないよー」と言っています。結局、内通者の正体はわからないままとなりました。

私自身は、たとえログがLさんに筒抜けだとしても別に構わないのですが(図太いともいえる)、やはり他のメンバーは抵抗があるのか、退室する人も何人か出ました。そして結果的に、チャット設立の目的である、取引トラブルに関する被害の話はほとんど語られず、主にαさんPさんLさんのことを罵倒する場となりました。

そして、手元にあった私のドラッグをすべて使い切って激鬱になっているLさんにとっては、Pさんから見捨てられた上、「L被害者の会」ができたことは非常にショックだったようです。2020年3月20日にLさん
「L被害者の会のせいで私本当に情緒不安定だからね。私のこと傷つけてみんな喜んでね、みんな幸せならそれでいいよ」
とツイートします。

そして、Lさんは相変わらず「熾君とはそもそも付き合ってなかった」という主張を続けていました。例えば2020年3月19日にも、
「まあ先日、『そもそも付き合ってなかった』と言われたときはショックだったけど」
と私が言ったら、
「いや付き合ってないやん…… 博士妄想激しい。病院いけ」
とつれない言葉を言われ、また3月20日、Lさん
「(L被害者の会を設立されて)私がどんな気持ちがわかる?」
と言ったのに対し、
「私も落ち込んでるよ。いや、てっきり付き合ってると思ったのにそうでなかったって知ったから。なんか、私は彼氏だと公言するには恥ずかしい存在なのかなあって」
と返答しました。すると、
「いや、それ君の妄想やん。知らんがなって感じやん」
と言われてしまいました。前日の3月19日にもツイートで
「博士妄想激しすぎんか?大丈夫か?」
と言っており、妄想という語が時々登場しています。この調子で冷たい言い方をされ続け、「なぜ『別れよう』ではなく『付き合っていなかった』などと言われるのか?」と、次第にLさんに反感を持ち始めるようになりました。

私は、Lさんが月初めまで使っていたドラッグの離脱症状(禁断症状・リバウンド)のせいで鬱になっているせいで、平常心ではなくなっており、私への恋心が完全に冷え切ってしまったのだと判断しました。なので、「熾君にはもう愛想を尽かした」という意味でそう言っているのだと解釈しました。もしそうであるならば、再びドラッグを使用してLさんの精神状態がまともになれば、私に対する態度も元に戻るはずだと考えました。3月19日に物質B物質Kを送っていたので、それが届くまでの辛抱(お互いに)だと考えました。

αさんの奇行

一方、2020年3月19日のLINE版L被害者の会ではαさんLさんのことを悪しざまに述べていました。

私「あなたはまあ別にそんなにLさんの被害者ではないですよねw」
αさん「被害者だわ。好きでもないのに好きとか言われて。最悪の気分」
私「いや、結構本気で好きって感じだったんじゃ?」
αさん「いや、俺の事好きになるとかありえないから。しかも話して初日だぞ? まぁ気でも触れてたんだろうさ。勘違いもしくは騙してた」
私「まあ、初対面の男性とセックスする仕事してる人なので……」
αさん「おぇ」
私「意外と潔癖ですね。」

このやり取りの直後、αさんは個別メッセージ画面から
「もう無理やわ。Lさんが無理」
と送ってきました。どうやら純情(??)な高校生にとっては、「売春婦」という存在は恋愛対象外のようです。

そしてαさんは再びL被害者の会チャットに戻って、
「会って1日で『好きです』とか意味不明。誰でもいいんだろうな。その矛先が俺に向かったのがとてつもなく不快」
と言っていたので、私は
「ただまあ、男女逆だと普通にありえそうな気はします」
との考察を述べました。そして
「ツイッターで女性アカウントにいきなりナンパする男性、多いですよね?」
と言った後、
「(なんか小林製薬みたいな口調になってしまった)」
と自己ツッコミを入れると、αさんには大いにウケたようで、
「草 久々に笑ったわ。ありがとう」
と言われました。そしてαさんは、
「もうLさんって単語見るだけで嫌なのでそれでは」
と言い残し、午後10時ごろにLINE版L被害者の会から退室しました。

一方、その時間帯のαさんのツイッターでは、
「生きる抗うつ薬は俺の彼女なんだよな… 冗談抜きで彼女無しじゃ生きられないな…」
「というか俺の彼女も俺の事を捨てたのかな…」
「死にたい死にたい死にたい死にたい死にたい」
「別れたくない別れたくない別れたくない」
「急に束縛軽くなったし、多分もう俺の事なんて気にも留めてないんだろうな」
「彼女が俺の事好きじゃなくなってて草」
という風に、Pさんの心が自分から離れたことに対する失意のツイートが大量になされていました。私がPさん
αさん捨てたって本当?」
と確認すると、Pさん
αさん捨ててないですよ。数時間通話してなかっただけ」
と回答し、αさんの早とちりであることが判明しました。

私は、たかが数時間通話がなかっただけで恋人に捨てられたと思ってしまうαさんも大概メンヘラだなあと呆れながら、その一方で新鮮な驚きを感じていました。αさんPさんのカップルのこの一件を見て、私は「ネット恋愛という物は、毎日何時間も通話するのが普通なのだ」ということにようやく気付いたのです。パソコンのスペックのせいとはいえ、交際を開始してからもLさんとほとんど音声通話をしておらず、全くアツアツの恋人らしい付き合い方をしていなかったことに気付かされました。

ここまでの流れを見ると、αさんは「Lさんの仕事(売春)を知って余計Lさんに嫌悪感を抱き、また大好きなPさんから捨てられたのではないかと苦悩している」ということが誰の目にも明らかです。しかしこの後、予想だにしないことが起きました。

3月20日の早朝4時、αさん
Pさんと正式に別れました!束縛激しいし本当に無理だった」
「そして新しい彼女出来ました!必ず幸せにします」
「寝よう」
とツイートしました。そしてほぼ同時にL被害者の会ではPさん
αさんLさんに洗脳されて向こう側に堕ちました草。同時に別れました〜」
と報告したのです。数時間前とは打って変わって、αさんはさっきまで嫌っていたLさんを選び、大好きだったPさんを捨ててしまったのです。

ところが、同日の早朝6時台にαさん
「は????別れてないが???? 」
「いや新しい彼女とかどゆこと????」
「まったくもって記憶にない」
Pさんとは本当に別れたくもないし、距離も置きたくないし全然束縛OKというよりか束縛してほしいくらい。で、新しい彼女ができたって?冗談じゃない。そんなのできてない。Pさんと別れるなら比喩抜きで俺は死ぬ」
Pさん以外彼女とか信じられない」
「別れるとなった時点で飛び降りる」
「あー、俺、乖離性同一性障害かもしれないです」
「今日の深夜の出来事が不可解すぎる。全部記憶にない」
と連続でツイートしたのです。

そしてL被害者の会ではPさん
「起きたら記憶にないまだ付き合ってるとか言ってきた。意味がわからん」
と呟きました。ほぼ同時にPさんはツイッターで
「はーαさん意味わかんねー」
「TwitterのDMとLINEで真逆の事を言われて???ってなってる」
と発言しました。

その後、同日の午前9時前後にαさんからは「俺の垢乗っ取った?」というLINEが、Pさんからは「あなた、αさんの垢乗っ取りました?」というLINEが来ました。この発想には笑えましたが、ハッキングを疑うほど、αさんの行動は不可解な物だったのです。今思えば、これはαさん本人が考えているように、解離性同一性障害(いわゆる多重人格)なのだと理解できます。

私「結局Lさんと付き合うの?」
αさん「解離した俺と付き合わせるならありかな?と思ったり。別人だし」
私「なんだ、二重人格なのねw」
αさん「今日判明した」
私「自己診断?」
αさん「自己診断というよりか、事実として解離した。今日の深夜中はずっと記憶無くして、別人として動いてた」
私「うーん、なるほど。なんか変な薬やった?」
αさん「やっとらんよ。ブプロピオンくらい」

本人もこのように数時間後には自分の解離を受け入れたようです。ただ、この時点での私はまだ「αさんは本当に頭がおかしくて面白いな」と、遠い世界の珍事のように思っており、まさか自分の恋人(だったはず)のLさんもこの障害を持っているのではないかとは疑ってもいませんでした。

なお、その後Pさんは3月21日にαさんを「面倒だったので」という理由で振りました。それに伴い、αさんは「じゃあな彼女、セフレ」とツイートしました(このセフレとはLさんのことです。なお、このツイートはすでに消えています)。私は「ちょっと聞きますが、今童貞ですよね?」とαさんに聞くと、「そだよん」との答えが返ってきたので、童貞なのにセフレがいたという奇妙さに笑いを禁じ得ませんでした。その後、私はαさんにツイッターとLINEをブロックされましたが、3月26日ごろに動静を確認したところ、αさんPさんは仲直りしていました(ただし彼氏彼女の関係ではないようです)。このように、αさんがあまりにもハイペースで分かれと仲直りを繰り返すので、私はもうどうでもよくなりました。

二人から慰められる

前述のようにLさんが何回も「付き合っていなかった」と繰り返すので、私はLINEのログを見てみました。すると、私がもう付き合っているかどうかの確認をしたときにLさんが「それはつまりそういうことだろうよ」という明言を避ける言い方をしている点などが目につき始め、「もしかして、私は付き合い始めていると思いこまされているだけで、本当は付き合っていないという形だったのだろうか?」という疑心暗鬼が生じてきました。

しかし、全体を通して流れを読めば、交際を開始していると読み取るのが正常である気もしました。確かに向こうは「付き合っている」と明言はしていませんが、恋愛は契約書のように一字一句明言しなければ無効になるような性質のものではないと思うのです。これで、「付き合ってない」という判断になるのであれば、それは人間ではなくてロボットか、あるいは恋愛詐欺であろうと思いました。

そこで私は、Lさんのことをある程度よく知っている二人の人物に相談することにしました。1人目はLINEチャットAの管理人であるΔ(デルタ)さんです。ΔさんLさんがまだほとんどネットの世界では無名だった数年前からLさんのことをウォッチしており、Lさんの元恋人の故Nさんや、Lさんの兄代わりのMさんについてもよく知っている人でした。そもそもLさんNさんと出会った場所がLINEチャットAなのです。

2020年3月18日に、私はΔさんにLINEで
「重要な報告があります。私はLさんの恋人から「囲い」に格下げになりました。Lさんと付き合い始めたこと(遠距離恋愛)はΔさんに言わないでほしいと言われていたので、黙っていました」
と伝え、一連の流れを説明しました。すると、
「まず彼女の掲げる"家族"であるとか"おにいちゃん"みたいな世界観って共依存と境界性が根っこにあるので急接近できますが利用価値がないと判断されれば即断で切られます。なので継続的な価値創出、例えば身内固めて敵見つけたりして炎上をガソリンに強力な結界を張り巡らす事で関係を常に強固にしないといけないわけです」
という考察を頂き、さすがにLさんを昔から観察してきた人は違うと感動し、
「これ、今までΔさんから聞いた中で一番有益なアドバイスでした」
と言いました。また、
「自己愛と自尊心の塊なのでたとえかまちょで口説いても一時的なもので彼女の承認欲求を搾取するの困難です」
と言われたので
「結構自尊心高いんですかね?」
と聞くと
「プライドが高いとわ言いませんが自己評価低めなのに自我が強いことからそのような印象を受けます」
と、これまた的確な分析を頂きました。

また、3月20日にFさんLさんとの2月のやり取りを見てもらい、「私が勝手に交際スタートと勘違いしたのではないかどうか」を判断してもらうことにしました。実は少し前にLさんから「私との会話は他の人には見せないで欲しいんだ」などと言われて、一応は守っていたのですが、恋人でなくなったらもう関係ないと考え、そのままスクショを貼り、
「今見返すと、普通に彼女として付き合うって話になっている気がします」
と述べると、Fさん
Lさんが「期間限定契約彼女みたいなもんだ」って言ってるしな……」
と言ってくれたので、
「あと、この直後WさんLさんと私の居るグルで、LさんWさんに『熾とは無関係』みたいに言うのを聞いて、当時アッパーの離脱症状の時期だった私はズドーンと落ち込みました。ただ、直後にLさんとの会話で『付き合ってることをあまり他人に言うなよ』と言われたので、『ああ、秘密にしておきたいんだ』と理解し、それゆえああいう言い方になったんだと納得しました。ただ、今思うと、『私と付き合ってることは他人に紹介できないくらい、他人に対して恥ずかしいことなの?』っていう気もします」
と心のわだかまりを吐露しました。それに対しFさん
「(前略)『私と付き合ってることは他人に紹介できないくらい、他人に対して恥ずかしい事なの?』と思うのは当然だと思う。それに、『付き合ってる事をあまり他人に言うなよ』って言ってる所からしてやっぱ付き合ってたんじゃんって感じだし、付き合っている事を言いふらすのを口止めしてくるのは結構に失礼よね。オキシんが見下されてる気がしてくる…」
と言ってくれたので、私の精神はやっと持ち直しました。女性であるFさんからこの意見を聞けたので、私は変ではなかったのだと安堵しました。

そして3月22日にはΔさんから、
「恋愛的な、次にまたそのような関係を結ぶには彼女が誰かに別れを告げられる時なのでその時にまたオキシさんは困惑するでしょう、絶対断ってください」
と言われ、私も同意しました。ちょうどその時、SさんLさんの完全な味方になり、私の方がおかしいかのような言い方をして来て困っていたので、
SさんLさんの肩を持って、私の勘違いだとか言っていますw」
と言うと、Δさん
「じゃあ公正に自分が見てみますよ」
と言ってくれたので、ΔさんにもLさんとのLINEのスクリーンショットを見せました。すると
「ほんとにおつかれさまでした」
と苦労をねぎらわれ、そのあとのLINE通話でも色々と愚痴を聞いて頂きました。

鬱を抜けても態度変わらず

2020年3月22日、Lさんはおはようのあいさつをした後、「なんか、LINEに桜が飛び散ってる」と言いました。しかし、この桜は3月19日から表示されていたものなのですLさんは数日間、それに気付かなかったということになります。私はこれを見て、やはりこの数日間のLさんの精神状態は平常ではなかったんだと再認識しました。

同日正午、Lさんは私のドラッグが届いたことを報告し、物質Kについては前回送った精製済みロットよりも今回送った未精製ロットの方が効くと報告してくれました。実は物質Kは製造時の副反応により規制済み薬物が混入している可能性が考えられたため、一部を再結晶法にて精製していたのですが、Pさんに送る分を確保するともう精製済みロットは足りなくなったため、Lさんには未精製ロットを送ることにしたのです。そして、それをLさんが体で試してくれた結果、未精製ロットにはかなりの量の規制薬物が混入していることが明確化してしまったのです。(余談ですが、Lさんはこの未精製ロットに味を占めてしまったらしく、LINEチャットAの通話で「博士のお薬くだしゃい」と何回も繰り返しロリボイスで迫られるようになるのですが……)

そして、ようやくドラッグによってLさんの精神が持ち直したことを確認し、私は遠慮せずに聞きたかった質問をぶつけて行きました。
私「私と最初から付き合ってなかったってのは、気の迷いではなく、正式にそう思ってるってことでよい?」
Lさん「ん??? 付き合ってたの!?わたしたち」
私「あ、じゃあ付き合ってなかったってことでいいね?」
Lさん「うん! え 私がおかしいのか!?」
このように、ドラッグで気分が回復しても、同じように「付き合っていなかった」と言われるので、「この恋ももう終わりか」と落胆しました。それにしても、なぜ「別れよう」じゃなくて「最初から付き合っていなかった」という言い方になるのか、よく分かりませんでした。

そして、Lさんを傷つけまいとしてLさんの精神状態が回復するまで自粛していた「ただ、あなたも信じられる女性じゃなくなっちゃった」という言葉を言いました。その後、私は下記のように自分の不満をぶつけます。

「正直言うとですね、あなたから『最初から付き合ってなかった』と言われたときは結構傷心でした。ただ、ΔさんとかFさんから色々慰められて、まあ回復しました。それにしても『別れよう』じゃなくて『付き合ってなかった』とは斬新ですね」
「2月のLINE見返したけど、どう見ても付き合い始めてるようなやり取りだったのです。ただ、あなたが私から『付き合ってるんですよね?』と聞かれて、言質を取られないためか、どちらとも取れる言い回しを使って回答していたのには、してやられたと思いました(その時は、恥じらってああいう回答になったと思った)」
「いやまあ、私がさっぱりあなたのことをかまわなかったから、捨てられたというのは分かりました。αさんPさんが、一日に何時間も通話したり、おはようのあいさつを交わしてたと聞いて、『ああ、ネット恋愛というのはこういうことをするものか』と気づきました。通話とかあまりしてあげられなくてすみません。ただ私の環境が低スペックなPCな物で、通話をしても(ブラウザなどのアプリをすべて閉じても)、一部途切れて聞こえたりして、話をうまく把握できなかったりすることがあり、そういった点で積極的に通話する気にはなれなかったのです」
「あと、Pさんとの件で、あなたの肩を持ってあげられなかったことはすみません。Pさんに、「物質A」を全部使ったのだろうと推測できるヒントを上げてしまったのも、私が『Pさんが真相に気付いたらLさんへの怒りが少し和らぐだろう』という読み違えをしてたのが原因です。結果的にああなってしまったことについては罪悪感はあります」
「ただ、今回平常心に戻ったあなたから本心を聞けて心の重荷が下りました。この1か月強、結構貴重な経験をできたと思います」

私は、長文で言いたいことを言って、これで正式にお別れをできたので、すっきりした気分になりました。なお、Lさんからの反応は
「ハカセ! 頭の調子は大丈夫ですか?!?!?」
という物でした。そして
「ハカセ!!!! 私これでも結構ハカセのこと好きですよ!! だからショックです!」
と言われたので、
「だったら騙さないで下さいよ……」
と言ったら、
「騙し??」
と、まるで理解できてないかのような言い方をされました。

ずさんな検証

2020年3月22日、
「私が、自分があなたとのLINEを読み間違えたのかと思って、念のためにFさんに画面を送ったのですが、やっぱり私の方が正しかったようです……」とLさんに伝えると、Lさん
「ちょっとLINE振り返ってみるね。なんか付き合ってた証拠的な何かを探してきます」
と言ったので、
「証拠はないよ。あなたが意識的に、玉虫色の言い方をしていたんだもの」
と諦め気分で答え、スクショを貼ってほしいと言われたので、Fさんに送った物と同じものを貼り、またこのスクショを見たFさんと私のやり取りも貼りました。

そして私は完全にLさんに愛想を尽かしていたので、
「まああなたは、今後も短期間だけ男性を騙して生きていけばいいと思います」
と言ったら、
「なんでそんなひどいこというの?」
と言われました。

その後、Lさんは私とSさんを参加させた「朝礼」というチャットを作り、私と自分が付き合っていたのかどうかをSさんの協力の下で検証するという作業を始めます。(会話は完全に夜間に行われたのに、なぜか朝礼という名前でした)

そこで私が
「本気で、彼女とか云々とかそっちから発言してるのに、今更しらを切られても……」
と発言すると、Lさん
「だからそんなの記憶にないって!!」
と言い、
「記憶にないwww LINEは見返してみた?」
と聞くと、
「LINE見返したけど途中で切れてた。オキシくんが送ってくれたヤツの方が古くまで遡れた。私定期的に記憶ない時にLINEの履歴全部消すくせがあって…」
と言われ、
「わざとかよwwww」
と言うと、
「いや、私自身かなり困ってるんですよ」
と打ち明けられました。ここで私は、「もしかすると本当に覚えていないのではないか?」という可能性を疑うようになります。

一方、Sさんは完全に私に対して敵意をむき出しにして、
「根底から違います。良い女性を見つけては?と言う、Lさんの提案に対して、勝手にLさんが告白してきたと勘違いしていませんか?」
「ログ見ましたがLさん告白してないでしょう。婚約者を探した方がいいってアドバイスをしてただけだと思うのですが……」
「そこから何故か飛躍して一緒に住むとか会いに行くと言う話が出てきたのが怖いです」
などと言いまくり、私を異常者扱いしてきました。なので、
「あなたはおかしいです。少しはまともな物の言い方をしなさい。私は正しいです」
とキッパリ言いました。

そして、「オキシくんは原因は何だと思いますか?」
Lさんから尋ねられたので、
「原因が何なのかはわかりません。脳の障害なのか、薬のせいなのか。それはまあ、あなたの方で考えてみてください。Xさんに対してもアクセサリーの取引約束してるのに、それ完全に忘れてツイートで『私何か悪いことした?』ですからね。あなたが忘れることによって、あなたは気付いてなくても、周りでは被害が起こっています」
「それはあなたの人間関係を壊します。XさんはそれでLINEであなたのことを批判していました。もう呆れたという風に。私も同様にあなたとの人間関係が壊れました。それは、周囲の人を不幸にするばかりではなく、あなたの信用と人望も失います。だから、それが治るものなら、治すことはあなたにとって有益です」
と答えました。するとLさん
「今真剣に考えて出てきたのが、『解離』なんですがハカセは私がこれに当てはまると思いますか」
と言ってきたので、
「あ、うーん。精神医学には詳しくないのです」
と答えました。「解離」という言葉は聞いたことはありますが、私にとっては耳慣れない分野の用語でした。私はドラッグ製造のための有機化学と薬学の一部に詳しいにすぎず、医学知識はさほど持っていませんでした。

3月24日、私はLさんから「ちょっとハカセとの事をブログで取上げてみたので読んでください!!!!!!!」と言われたのでブログを読みました。

狂気!サークルクラッシャー-ごみくずるる

読むと、本人が真剣に悩んでいる様子が見て取れます。

3月25日、私は「そういえば通話で私の家に来ると言ってたのは覚えているだろうか?」と思って(この事件に関しては時間があった時に追記します)、Lさん
「ところで、あなたが『神戸から宮城までの新幹線の交通費調べておいて』と言ったことは覚えてますか?」
と聞いたらあっさり
「覚えてません」
と言われ、
「あなたは実はうちに来る予定だったのです。『足は今でも悪いのですか?』『悪いよ』『私の部屋は2階なのですが上がれますか?』『上がれるよ』というやり取りとか、覚えてないんですよねwww」
と言うと、
「!?!?!?!?!?!? そんなやり取りが!?!」
と驚かれました。「ああ、これは本当に記憶障害があるのだろうなあ」と感じるしかありませんでした。ただ、Lさんはデキストロメトルファンを多用しており、それによってラリって記憶を失うこともあったので、生来の物なのか薬剤性なのかの判断は付きませんでした。そういえばこの「宮城に来る」通話の時はなんかDXM口調(下記参照)っぽかった気がします。

メンヘラ界隈に人気のデキストロメトルファンという市販薬(商品名コンタック、メジコンなど)は、大量に摂取すると抗鬱作用や幻覚作用が生し、多幸感を感じてラリれるので、日々憂鬱なメンヘラにとってはよく乱用されるのである。そして、このドラッグを大量摂取している人は、しゃべり方が渡部陽一のようにゆっくりしたテンポになり、途切れ途切れに話すようになる傾向がある。また、会話の内容も、あまり難しいことを考えられないような低知能な物になる。慣れればある特定の人物について、「今は多分シラフ」「今はDXMでキマってる」と判断が付くようになる。便宜上、この口調をここでは「DXM口調」と呼ぶ。

話が前後しますが、私は2020年3月23日あたりからKさんに対してツイッターのDMでLさんとのいざこざをぼやいていました。そして、Fさんに送ったのと同じようにLさんとのLINE画面を大量に貼って意見を聞きました。すると、Kさん
「⾔質取られないようにしてるのがいやらしいですねぇ……」
「もうLさんとは縁を切りましょうよ。読んでてムカつきます」
「なんか熾さんのやさしさにつけこんでる気しかしません。ビシッと⾃分が悪いと⾃覚させてやりたいです」
と言い、完全に私に同意してくれました。そして私は次に先日の「朝礼」のテキストログを貼りました。KさんSさんは以前からツイッター上で知り合いで、
「このSさんという⽅もムカつきますね……。⼀⾔いってきていいですか︖フォロワーにいますので……」
と言われたのでお願いしました。
Sさんからはパワーストーン送ってもらったりしていましたし、そんな悪いひとだとは思っていなかったんですけどね」
Kさんは言っていました。その後、
Sさんから返事きました。なにやら読んだことのないスクショもあるだとかで混乱しています」
と言われ、ここで私たちは、LさんSさんに対して、自分の都合のいいスクリーンショットしか渡していなかったことに気付きます。

私がSさんにLINEで確認を取ると、
Kさんから見た事ないスクショ来たんで、Lさん全部転送してないです……(意図的かも)」
「自分に都合のいい部分だけ転送してたとなると、こりゃ話が変わってくるぞ……(Lさんが恣意的に行動してる?)」
「しかも転送されたスクショも順序ばらばらで日付も乗ってないので、話の流れが分からないんですよね……」
「このスクショはKさんから送って貰って見ました。ここの婚約者ってワードが出てきたのは初めて知りました」
「期間限定彼女ってLさん言ってるじゃないですかーやだー初めて知ったー!!!」
Lさんに一杯食わされたか……?」
と、やっと自分の過ちに気付いたようでした。

しかもLさんSさんに送ったスクショはたった4枚だったそうです(しかもうち2枚は私とLさんとのやり取りではなく、私とFさんとのやり取りでした)。

私はLさんに「2月の分だけでも10枚くらいスクショ送ったのに、Sさんには4枚しか送らなかったよね?」と言うと、
「オキシくんから私に届いたのも4枚だよね? 届いたぶんは全部Sさんにみせたよ」
と言われました。私は、3月22日に貼ったスクショに対して引用返信する形で「これは見せなかったの?」と聞きました。するとLさんの端末ではすでにその画像は削除されているらしく、引用返信部分が「このメッセージはありません」となってしまっているのを、画面キャプチャで見せられました。
「消した覚えはないんやけど」
「わたしが消したとしか……」
と言われ、私は再度1枚だけ、重要なスクショ(「期間限定契約彼女みたいなものだ」というLさんの発言が収録されているもの)を貼ってみました。すると、
「こんなやり取りしてたのか ん? あれ? うんうんうんうん あ なるほどね?」
「理解した」
「私は何も理解していないということを!!!!」
と、どうも真相に気付いたようです。

そしてLさんは、
「わたしの言語性IQは119ですよ」
「でも動作性IQは52です!」
と言いました。、以前、Lさんから「動作性IQは60以下」と聞いたことがありますが、正確な数値を知ったのは初めてでした。私はそのディスクレパンシー(知能指数の、検査項目間の格差)の高さに驚きました。なお、この数値は薬物乱用に厳しいグループホームで管理される中で検査を受けたものなので、薬物の影響はないそうです。ちなみに前出のUさんは「発達障害全部盛り」を自称している人で、群指数(言語性と動作性よりも細分化された領域別IQ)のディスクレパンシーが63だそうですが、Lさんのディスクレパンシーは67もあります。なお、ディスクレパンシーが15を超えると発達障害が疑われるそうです。

そしてLさん
「なんなんですか… わたし、もう、 なんか 私が頭おかしいんでしょう!! それで解決ですよね!!!!!!」
と述べ、下記の悲痛な言葉を吐きます。

「良かったねお前たちは!!!!!!」
「健常者で良かったね!!!!!!」

私はこの発言を聞いて、Lさんは悪意があったわけではなくて、脳の障害のためにこのようになってしまったのだと確信しました。

解離とは何か

2020年3月24日、Lさんマストドン(ツイッター的なコミュニケーションサイト)で下記のように呟きました。

「ツイートするけどLINE返さない私」「LINE返すけどツイートしない私」「LINEもTwitterも触らない私」「マストドンいじる私」気づいたんですけどこいつら全員記憶共有していないけど私は至って正常だと主張し続けていますね。

これと、前述の「今真剣に考えて出てきたのが、『解離』なんですがハカセは私がこれに当てはまると思いますか」という発言を受けて私はLさんは「解離」という問題を抱えているのではないかと考え始めます。Lさんが言っている解離とは「解離性同一性障害」のことを際しており、これは分かりやすい言い方で言えば「多重人格」のことです。(なお、広義の「解離」には「解離性健忘」や「離人症」なども含まれます)

解離性同一症 - 10. 心の健康問題 - MSDマニュアル家庭版
解離性同一性障害 - Wikipedia

私は、ちょうど先日αさんの人格交代を目の当たりにしたばかりだったので、特に非日常的な荒唐無稽な物だという意識は無く、解離の可能性をすんなりと受け入れることができました。

そして、私の知り合いではもう一人解離性障害に悩まされていた人がいたことを思い出しました。それは前述のIさんの恋人であるε(イプシロン)さんです。εさんは発達障害を持つ女性でしたが、中学校時代に学習塾の講師から性的なことをされるという被害に遭い、それが原因で解離性障害になってしまったそうです。下記のnote記事に、εさん本人による説明があります。

なお、上記記事によれば、εさんの診断名はあくまで「解離性障害」であり、「解離性同一性障害」ではありませんが、症状などを見る限り、明らかに解離性同一性障害(解離性障害に含まれる)であると考えられます。

私は、εさんやその他の人から断片的に聞いた「ある事件」について思いを巡らせました。それは、Iさんとまだ交際する前のεさんが、2019年6月にβさんの家でメンヘラ界隈の人物を集めたオフ会を行ったときに、ζ(ゼータ)という発達障害プログラマーと性行為をして警察沙汰になったという事件です。βさんが茨城県警の取り調べに応じた時に作成された供述調書によれば、εさんζに対して積極的にセックスを求め、膣内射精されたそうです(誰か別な人の話では、行為中に「中に出して」と求めていたそうです)。そしてεさんは就寝しました。ところが、起きた後のεさんは「中出し(膣内射精)された」と怒っていたそうです。その後、詳しい流れはわかりませんが警察沙汰となり、εさんが15歳だったこともあってか、ζは略式起訴され罰金刑を受けました。

この事件についてはεさん本人が封印したいらしく、あまり語りたがらないことと、「警察沙汰になった時は別の人格だったのでよく覚えていない」と主張していることなどから、真相は謎のままです。ただ、「私には自分がされて嫌なことをわざと求めてしまうもう一つの人格があり、セックスしたのはその人格だった」とも聞いています。

私はこのオフパコ事件と私の身に起きたLさんとの一連のトラブルを重ね合わせていました。改めて考えるとこの二つの事件は非常によく似ています。ζεさんから好意的に近づかれ、その結果セックスをしたものの、εさんの別の人格が出現したために警察沙汰になり罰金刑となりました。私はLさんから好意を持たれて男女交際をスタートさせたものの、約40日後にはLさんが別の人格に切り替わっていたために、付き合っていたことそのものを否定されるという結末に終わりました。

私は去年面白おかしくウォッチしていたこのオフパコ事件と同じことが自分の身にも降りかかったのだと知り、愕然としました。そして、「次に付き合う女性は解離性障害のない女性にしよう」と固く心に決めました。多重人格女は地雷です!

精製の依頼

PさんLさんが精製済みの物質Aを欲しがっていたため、私は追加で精製作業を行うことにしました。ところが、2018年末より化学実験の途中で放置していた物質Gに関する機材が実験台の上にあったためにすぐに取り掛かることができませんでした。まずは反応液を蒸留するなどして保存容器に移し替え、各種器具を洗浄した後、私は未精製の物質Aを再結晶法で精製することに着手しました。しばらくぶりの化学実験でした。前回の精製の時は、物質H物質I物質Jの3種類の溶媒を使ったのですが、「アセタール化」の懸念を取り除くために、今回は物質I物質Jだけにしました。結果的に、前回と比べ少しくすんだ色になってしまいましたが、あまり大きな問題ではないと判断しました。しかし、精製前は50グラムあったのに約30グラムに減ってしまい、自分の実験の腕の悪さにげんなりしました(純度は98%以上だったので、理論上は49グラムが残るはずです)。

そして2020年3月24日にPさんLさんに精製済みの物質Aを、Pさんには物質B物質Kも送りました。

そのころの界隈

私は2020年3月26日から、このnoteの記事を書き始めました。サークルクラッシュの発端であった3月16日から10日経ち、そろそろ新しい動きもなくなるだろうから落ち着いて執筆できるだろうとの判断でした。書き始めたら、私が2015年から苦労してドラッグ開発をしてきた軌跡をしっかりと書き残しておきたくなり、前編部にかなり力が入ってしまいました。しかし、こういう機会でもなければ皆さんにあまり見てもらうこともないと思うので、思い残すことのないようにしっかりと書きました。

そして、私がαさんからツイッターとLINEでブロックされた仕返しに、これまでのDMを某所にアップしました。その後、αさんのツイッターアカウントはロック(凍結より緩い停止処置)され、別なアカウントで短期間活動をつづけた後、マンションから飛び降りるというようなツイートをして、しばらく更新がなくなります。そして4月に入ってから、αさんが死んだらしいとの情報が入りました。αさんは相当嫌われていたらしく、その死を喜ぶツイートがかなりありました。一方、αさんと生前親しかったRさん(ある時期よりαさんを見捨てたらしいですが)は、下記の追悼記事を書いています。

一時的な断薬

2020年3月26日にLさんは、
「頭がおかしいって言われ始めてから、意地でシラフでいてやろうと思ってたのもあって私薬抜いているので」
とLINEで発言し、断薬中であることを教えてくれました。私はそれを褒め、断薬を応援しました。

しかし、3月31日に
「(おそらく昨日あたりから)断薬に意味が無いと気づいて辞めました。食事もとれず風呂にも入れず様子を見に来た職員に怯えてガタガタ震えたり、布団に閉じこもってうずくまるようになってしまったので、『これはこれで頭おかしい』と思ったので」
と言われ、私が送ったドラッグを再度摂取し始めていることが分かりました。処方薬を再開したもののさっぱり効かなかったので、リタリンを静注したら元気になり始め、その後いろいろ摂取したそうです。

そして
物質BはDXM使用前に使用すると必ずDXMで飛べますね。私はDXMがさっぱり効かない時があるんですが、それがなくなる。DXM効いてる時に物質B打つと高確率で痙攣します(私はDXMが効きすぎると痙攣するんです)が、それは心地のいいものでは無い、むしろ邪魔な作用なので、好みだけで言うと物質Aです」
と、デキストロメトルファンの作用機序に迫れそうな人体実験レポートも頂きました。

そして4月1日にはLさんはデキストロメトルファンの使用も再開しました。私が送った脱法ドラッグと、リタリンを併用してもまだ鬱だそうで、デキストロメトルファンも飲まなければ耐えられないとのことでした。なお、Lさんはいつもはメジコン(デキストロメトルファン製剤の商品名)を100錠から飲んでいるそうですが、減薬中なので50錠に減らしているそうです。なお、メジコンの正規の用量は1日最大8錠です。

もう一人の被害者

2020年3月30日、Lさん
「1回全部トーク履歴消えてたんですよ。消した覚えないのに。よくあるんです、記憶ないうちにトーク履歴消えてること。健忘か解離か、はかりかねてます」
と言いました。ちなみにスマートフォンのデータ容量には余裕はあるそうです。

そして、
「ちなみにOさんαさんには今は恋愛感情はあるのですか?」
と聞くと、
「全くないです。人間的にもさして好きではありません」
Oさんと付き合ってたときのこと、全然覚えてないのです。なんで付き合ったのかもいまいち覚えてません」
と言われ、これにはかなり驚きました。一時期は二人はかなり親密に付き合っており、LさんOさんにかなり送金もしていました。そして私との交際はツイッターなどの表では秘密にされていましたが、Oさんとの交際は公然の物でした。肉体関係こそなかったものの、二人は間違いなく2か月間ほど名実ともに恋人だったのです。これすらも忘却しているとなると、かなり障害は重度なのであることが理解できました。

正直言うと、Lさんに忘れ去られた恋人は私だけではないことが分かって、かなり嬉しくなりました(私とOさんの仲が良くないこともあって)。

感動のシーンのはずが……

4月4日、
「オキシくん。思い出した。私たち付き合ってた」
という唐突なLINEが来ます。これはとても大事な感動すべき場面なのですが、すでに恋心が冷めてる私にとっては「あっそう。興味深い」という感じの気持ちになりました。

「わたしもしかして、多重人格なのかなって、おもうんだけど、オキシくんはどうかな」
「わたしの中に誰かいるのには気づいていたんです」
「私は原因は叔父さんのことだと思います」
「どうやって治療すればいいんだろう」
と言われ、「やっぱり、精神科医には不信感がありますよね?」と聞いたら「あります」と言われました。これについては凍結済みツイッターアカウントに何か書いてあったと思います。叔父さんのことというのは、前述のまとめにもある、性的虐待のことです。前出のεさんも塾講師に性被害を受けたという共通点があります。

人格交代の目撃

2020年4月4日、Lさんが多重人格であることを鮮烈に印象付ける出来事がありました。私がLINEチャットAで開催されていたグループ通話に入ると、そこにはチャットの管理人であるΔさんがいて、通話をしているとやがてLさんが入ってきました。この時のLさんは自分では「DXM抜けかけ」と言っていましたが、さっきまでLさんと通話をしていたSさんによれば、しばらく前にメジコンを25錠追加摂取していたそうで、明らかに話し方は低速で、強度のDXM口調でした。

Lさんは最初は普通に(ただしDXM口調で)話していましたが、亡くなった恋人のNさんのことを思い出したのか、途中から泣きながらNさんのことを話すようになりました。その状態が1時間以上続き、LさんΔさんと私に交互に「私がいい子にしていたら、Nさんは戻ってきてくれるかな?」と繰り返し尋ねるようになっていきました。

その時、すごいことが起こりました。それまでは完全に涙声でゆっくりとしたDXM口調で話していたLさんなのに、突然アナウンサーのような落ち着いた口調で
「熾君、ごめん。さっきの子、私じゃないから」
と言ったのです。。LINEの通話画面を見ると、通話に参加してるのはΔさん(男性)とLさんしかいないので、どう考えてもこれはLさんの声です。私は「間違いなくこれは解離だ! 人格の交代だ!」と感じ、めったに見られない人格交代シーンを目の前で聞けたことに背筋がゾクッとして興奮していました。その後、その人格が続くのかと思いきや、Lさんは再び涙声でNさんのことを嘆き続けました。

この日まで、私はLさんの問題は解離なのか健忘(一部の睡眠薬で発生する)なのか断定できず、「おそらく8割がた解離だろう」という程度の見方でした。解離だと判断していた理由は、前記の本人のブログによれば「恋愛感情があるかと問われれば、まあ、全くないんですけどね」とあるように、私に対しては恋愛感情を持っていないということになるわけですが、2月上旬には恋愛感情があったからこそ告白をしてきたわけであり、ただの健忘であれば告白をしたことを忘れることはあっても、恋愛感情の有り無しには影響がないはずだからです。しかし、この日にリアルタイムでの人格交代という鮮烈な体験をしたことで、ほぼ間違いなく健忘ではなく解離だと確信しました。

その後の通話でもまた人格の交代が起きました。そこで分かったのは、Lさんには
・「私のことを『ハカセ』と呼ぶ、自称8歳で、高い声で話し、私に対して恋愛感情を持たない人格」と、
・「私のことを『熾君』と呼ぶ、22歳で、低い声で話し、私に対して恋愛感情を持っている人格」
の二つの人格があるということです。ただし8歳の人格も私に対して「大好き」とは言ってくれるのですが、それは恋愛感情ではないそうです。

思い返せば、2月に私に告白してくれた時、LINEでは「オキシくん」と呼ばれていました。そして3月下旬、L被害者の会ができて以降、LさんからのLINEはほとんど「ハカセ」と呼ばれていたのです。2月初頭の人格は私に恋心を持つ22歳の人格で、3月後半の人格は私に恋心を持たない8歳の人格だと考えれば、多くのことの説明が付きます。(ただし、2月18日に「Sちゃんが私と博士が付き合ってること知ってたんですけど、言った?」というLINE発言があるので、完全に私に対する呼称と恋愛行動が連動しているわけではないようです)

そしてずっとその通話を聞いていたSさんは、私とΔさんを入れたLINEチャット(「複数人トーク」)を作り、3人でLさんの障害の正体について議論を始めます。

Lさんの障害は何か?

ここまで、私はLさんの持つ障害を解離性同一性障害であるとして来ましたが、実は異論もあります。

(Sさん説・Lさんから主治医に見せたいと頼まれて書かれたもの)
結論から言うと私は多重人格ではないと思う。
普段、場面によってネット上・親しい知人友人・リアル(オフライン)……と言った沢山の仮面を使い分けています。人生の舞台を演じていると例える分かりやすいかもしれません。主人格はコントロール役であり、他人には見せない裏方です。
※素の自分、便宜上"主人格"とします。
ただ今は何らかのショックを受ける出来事により、仮面が壊れてしまった=コントロール出来なくなってしまっている状態だと思います。そして今使える仮面は凄く昔に使っていた子どもの頃の仮面しかないように見えます。その子どもの仮面は恐らく辛かった時(たぶん8〜9歳の頃)に作ったものでずっと使っていなかったもの。なので人間関係とか感情制御・言葉の使い方が幼いまま。泣き虫でいい子にしていないとダメだと思ってる。でも上手くできないことがあると逃げ出しちゃう→仕方なく主人格が出てくる。
※多分この切り替わりがグル通の時に起こって、多重人格の人格交代に見えたんだと思う。
(Sさん説・Δさんと私の居るチャットで出てきたもの)
前にLさんが、「自分の中に誰かがいる」って言ってた事があるんだけど、離人症(離人感)の一種な気がする。現時点で使えるのが主人格と子どもの仮面。ふとした瞬間……仮面が外れかかってるor主人格が代役として出てきそうな時に、客観的に自分を見つめてる状態→幽体離脱みたいな状態で主人格と子どもの境界があやふや=ぼんやりと自分を外から見ている感覚(離人)。それが他人に見えてるのではないか?って思った。
LさんののTwitterの過去語りとかの文章見るとわかるんですが、彼女は体験した出来事をあまりにも客観的に書いてるんです。あと割と計算高くて人によって態度違ったりする時があります。それが人生という演技をしているように見えます。
「私じゃないから」ってのは、今まで上手くやってきた人生をしくじる訳にはいかないので咄嗟に裏方の本音が出たって感じでした。
私がいたグル通でも感じたのが、自分の思い通りに行かない→泣きついて相手を折れさせる→上手くいかなかったから泣く演技をやめるって感じがしました。
解離と離人って凄く似てるんですよ。でも解離性障害と解離性同一性障害(多重人格)はまた別の症状です。

このSさんの説は、リンクに貼ったMSDマニュアルに下記のような記述があり、Lさんに非常によく当てはまることから、一定の信憑性があります。

離人感・現実感消失症は、多くの場合、以下のような強いストレスを経験した人に発生します。
・小児期に情緒的虐待やネグレクトを受けた
・身体的虐待を受けた
・ドメスティックバイオレンスを目撃した
・親に重い身体または精神障害がある
・愛する人が突然亡くなった

その一方で、ウィキペディアの解離性同一性障害の記事によれば、解離性同一性障害は統合失調症と誤診されることが非常に多いとされており、前述の「デキストロメトルファン(解離を誘発する)をODしている時に精神科に行ったら統合失調症と誤診された」というエピソードとよく一致するため、解離性同一性障害の可能性も十分考えられます。

Fさん説1
統合失調症の妄想型なんじゃないかと思った。エビリファイを20シートも送ったしね。

なお、エビリファイは確かに統合失調症の治療薬ではありますが、精神の賦活に使われる場合もあるため、必ずしもエビリファイが合うからといって統合失調症の可能性が高いとは言い切れません。

Fさん説2
Lさんはただの虚言癖でしょう。医学的にはなんて言われてるか知らないけど。Lさんは強がりで嘘をついてるらしいよ。裏アカウントに書いてある。強がる為に嘘に嘘を重ねなければならなくなって、だんだん問題を大きくしてしまっている…。
Xさん説
病気のせいじゃないよね。全部Lさんの性格の問題。

また、ΔさんLさんのことを演技性パーソナリティ障害であると疑っています。彼は数年前からLさんのことを観察してきた「囲い」と呼ばれる人なので、かなり信憑性があります。

Lさんの治療法は?

Lさんはデキストロメトルファンを常用しており、これが解離や健忘に結び付いている可能性は十分にあります。しかし、前述のようにデキストロメトルファンなしでは、リタリンや私の脱法ドラッグを使用しても鬱が収まらず、非常に辛いようです。また抗不安薬や睡眠薬も解離を起こしやすくするようです。どういった対応を取るべきなのかは慎重に検討を要します。

結びに

Lさんは明るく、気立てがよく、可愛く、本来は頭の回転が速く、商才があり、文章表現に長けており、亡き恋人の愛読書だった『論理哲学論考』を手放さず愛するような、慈愛と魅力にあふれた女性です。しかし、不幸なことに薬物を手放せず、脳機能障害を抱えています。彼女が薬物依存と障害を克服すれば、真の意味で魅力的な女性になると思います。そのためにはどうするべきなのかについては、私には医学・心理学に関する専門的な知識がないため、判断が付きません。

『論理哲学論考』には「語りえぬものについては,沈黙せねばならない」という有名な言葉があります。私は本記事では自分の身に起こった事実を述べるにとどめ、医学的な考察やアドバイスは読者の皆さんや専門家の皆さんに委ねようと思います。

追記があった場合にはここでお知らせします

本記事を執筆中に、Lさんより「主治医に見せたい」という意向を示されたため、診察日に間に合うように執筆を早めに切り上げて公開しました。まだ書き足りない部分がいくつかありますが、暇を見て追記していきます。追記をした場合は下記に追記場所を書きます。

・2020年4月10日に「αさんの奇行」の段落に、「数時間通話してなかっただけ」関連のエピソードを追記し、「人格交代の目撃」の段落に、「(ただし、2月18日に「Sちゃんが私と博士が付き合ってること知ってたんですけど、言った?」というLINE発言があるので、完全に私に対する呼称と恋愛行動が連動しているわけではないようです)」との文章を追記しました。
・2020年4月11日に「αさんの奇行」の段落に、セフレ発言関係のエピソードを追記しました。
・2020年4月13日に「Lさんの障害は何か?」の段落に、解離性同一性障害と統合失調症の可能性についての考察を追記し、「一時的な断薬」の段落に、メジコンの正規の用量を追記しました。
・2020年4月16日に「Lさんの治療法は?」の段落の、デキストロメトルファンを主原因と断定する主張を改め、抗不安薬や睡眠薬が原因である可能性についても追記しました。(「解離性麻酔薬」の「解離」と「解離性同一性障害」の解離が別物であることに気付いたので)
・2020年4月17日に「解離とは何か」の段落で、εさんの病名を解離性同一性障害と書いていたのを解離性障害に修正し、本人のnote記事を貼りました。
・2020年4月29日に「親友から絶交へ」の段落の、「Pさんは私にも同じ事二回してるわけだし」という誤記を「Lさんは私にも同じ事二回してるわけだし」に修正しました。

固有名詞が知りたい方は

 はてな転載に伴う追記

試しにはてなに転載しましたが、noteと同様に削除される気がしますので、Wayback Machineにクロールさせておきます。
 
下記に、noteに記事を公開した後に起こった動きを書きます(2020年7月6日)。
・Lさんは本記事公開の直前に消息を絶ち、2か月後に「躁鬱の乱高下で入院させられてた」と言って姿を現しました。結局、本記事を主治医に見せることはしなかったようです。
・本記事公開直前のLさんは自らが解離性同一性障害である可能性を真剣に疑っていましたが、その後、主人格である8歳の人格は、自分が多重人格であることを強く否定するようになりました(とはいえ、揺れ動いているようです)。
・Lさんがよく携帯電話を紛失することについて、私が「ひょっとして別人格がわざと捨てているのではないか?」と言ったら、意外なことに否定されませんでした(これに関しては、さすがに私の考えすぎのような気もします)。